はくめい‐こうせん【薄明光線】
雲の切れ間などから太陽光が漏れ、光線が放射状に広がって見える現象。明け方や夕方によく見られる。光芒。→反薄明光線
はくめい‐し【薄明視】
薄明時のように薄暗い場所における視覚。網膜は明順応と暗順応の中間の状態にあり、桿状体も錐状体もはたらく。中間明度視。→明所視 →暗所視
はくめい‐はくぼせい【薄明薄暮性】
動物で、採食・生殖などの活動を主に明け方と夕方(薄暮時)に行う性質。昼行性、夜行性に対していう。ネコ・イヌ・ネズミ・ウサギなどでみられる。
はく‐めん【白面】
1 素顔(すがお)。 2 色白の顔。「—の貴公子」 3 年が若く、経験の浅いこと。青二才。「—の書生」
はくめん‐ろう【白面郎】
年が若く、経験に乏しい男。「温(おん)が、二人の—に侮られるのを見て」〈鴎外・魚玄機〉
はくもうじょ【白毛女】
中国の現代歌劇。延安の魯迅(ろじん)芸術学院の集団創作。1945年初演。地主に迫害された貧農の娘が、山奥の洞穴に隠れ住む間に白髪となったが、解放軍に救い出される。
はく‐もくれん【白木蓮】
モクレン科の落葉高木。3月ごろ、香りのある白い大きな6弁花を開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。葉は倒卵形。中国原産で、庭木とする。玉蘭。白蓮(はくれん・びゃくれん)。《季 春》
はく‐もん【白門】
中央大学の俗称。法学教育で重視すべき正義・潔白・真実・純粋を象徴した称。千代田区神田駿河台の旧キャンパスに白御影石の門ができる以前から、こう呼ばれていた。
はくもん‐かい【白門会】
卒業年や地域・職域・出身サークルなどごとに活動する中央大学卒業生の同窓会。→学員会
はく‐や【白夜】
高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。びゃくや。《季 夏》「街灯のひとり灯(とも)れる—かな/万太郎」→極夜