おり‐もよう【織(り)模様】
布帛(ふはく)に織り出した模様。綾・錦(にしき)・緞子(どんす)・厚板・繻珍(シュチン)・金襴(きんらん)などをいう。→書き模様 →染め模様
おりづる【折鶴】
泡坂妻夫の短編小説。昭和62年(1987)発表。縫箔(ぬいはく)職人の男と、かつての恋人の再会が招く悲劇を描く。昭和63年(1988)、第16回泉鏡花文学賞受賞。
おらてがま【遠羅天釜】
江戸中期の仮名法語集。3巻。寛延2年(1749)刊。白隠慧鶴(はくいんえかく)著。禅に対する考え方や武士の参禅、病中の修行の用意、さらに法華経観を語ったもの。遠羅天賀麻。
おもい‐ねん・ず【思ひ念ず】
[動サ変] 1 一心に祈る。「この君を、あながちに、ながらへて見むと—・じけむ」〈夜の寝覚・二〉 2 じっと我慢する。堪える。「しかれども—・じていはく」〈今昔・二九・二八〉
か‐しん【河神】
河を守る神。河伯(かはく)。
かた‐ばかま【片袴】
1 両脚に分かれる袴の片方の脚。 2 山伏などが用いる短い袴。旅行用の下にはく短い袴とも。
かわかみ【川上】
姓氏の一。 [補説]「川上」姓の人物川上音二郎(かわかみおとじろう)川上貞奴(かわかみさだやっこ)川上澄生(かわかみすみお)川上操六(かわかみそうろく)川上哲治(かわかみてつじ)川上哲治(かわか...
かわ‐いるか【河海豚】
クジラ目カワイルカ科の哺乳類の総称。淡水にすむ原始的なハクジラで、体長約2.5メートル。ガンジス川・揚子江・アマゾン川などに生息。吻(ふん)が細長く、目は退化の傾向を示し、独特の音波を出して魚な...
がん【雁/鴈】
カモ目カモ科の鳥のうち、ハクチョウ類を除いた大形のものの総称。雌雄同色で、羽色は一般に地味な褐色。草食性。多くは北半球の北部で繁殖し、日本にはマガン・ヒシクイなどが冬鳥として渡来、湖・沼・湿地・...
かわ‐の‐かみ【河の神/河伯】
河川をつかさどる神。河伯(かはく)。