はこね‐しちとう【箱根七湯】
箱根温泉のうち、湯本・塔ノ沢・宮ノ下・堂ヶ島・芦ノ湯・底倉・姥子(うばこ)または木賀(きが)の七つの温泉。
はこね‐じ【箱根路】
小田原から箱根峠を越えて三島に至る道。約31キロ。北方の足柄峠を通る足柄路に対していう。箱根八里。
はこね‐じんじゃ【箱根神社】
神奈川県足柄下郡箱根町にある神社。祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)。源頼朝ら武士の信仰が厚かった。箱根権現縁起...
はこねせいろくみしま‐おおつりばし【箱根西麓・三島大吊橋】
静岡県三島市にある吊り橋。長さ400メートル、高さ約70メートル。歩行者専用の吊り橋としては日本最長。富士山や駿河湾、伊豆の山々が一望できる。橋を渡った先に展望デッキがあり、飲食店や土産物店も併...
はこね‐そう【箱根草】
ハコネシダの別名。
はこね‐だけ【箱根竹】
アズマネザサの一品種。高さ2〜4メートル。節間は長く、節ごとに枝を密生。春、緑紫色の穂をつける。地下茎がパイプなど細工物に利用され、箱根周辺に特に多い。
はこね‐とうげ【箱根峠】
神奈川県箱根町と静岡県三島市・函南(かんなみ)町の境にある峠。標高849メートル。旧東海道の要地。
はこね‐の‐せき【箱根の関】
江戸時代、箱根山中の芦ノ湖畔に置かれた東海道の関所。入り鉄砲・出女(でおんな)を厳重に取り締まった。→入り鉄砲に出女
はこね‐はちり【箱根八里】
《東海道小田原宿から三島宿まで約8里あるところから》箱根路のこと。 [補説]作品名別項。→箱根八里
はこねはちり【箱根八里】
唱歌。明治34年(1901)発表。滝廉太郎作曲、鳥居忱(まこと)作詞。「箱根の山は、天下の嶮(けん)」の歌い出しで広く知られる。