す‐ばこ【巣箱】
1 小鳥が巣をつくるように、木などに掛けておく箱。《季 春》「梢に—幹に末子の牛乳函/草田男」 2 ミツバチの巣を収めている木箱。
す‐ぼう【巣房】
ハチの巣の内部につくられる、幼虫の成育や蜜の貯蔵などのための小部屋。ミツバチやスズメバチなどでは、六角形が隙間なく並んだ形につくる。
す‐みつ【巣蜜】
ミツバチの巣の、蜂蜜の貯蔵されている部分を切り取ったもの。そのまま食用とする。コムハニー。
すり‐がね【摺鉦】
歌舞伎下座音楽や祭礼囃子(ばやし)などに用いる打楽器。真鍮(しんちゅう)製の小形の鉦で、左手に持ち、右手の桴(ばち)で摺るように打つ。ちゃんぎり。ちゃんちき。当たり鉦。
ずいむし‐あかたまごばち【髄虫赤卵蜂】
タマゴヤドリコバチ科の昆虫。微小のハチで体は黄褐色、複眼は紅色。ニカメイガやサンカメイガの卵に寄生する益虫。
せいペテロ‐の‐どうくつきょうかい【聖ペテロの洞窟教会】
《Aziz Petros Kilisesi》トルコ南部の都市アンタキヤの郊外にある洞窟教会。初期キリスト教時代、迫害を受けた信徒たちが使徒ペテロに導かれて、この洞窟に逃げ込んだとされる。1963...
せいよう‐みつばち【西洋蜜蜂】
膜翅(まくし)目ミツバチ科の昆虫。黄色地に黒色の縞模様がある。社会性昆虫で、木のうろや洞穴などに巣を作り集団で生息する。ヨーロッパ・アフリカ原産だが、日本を含む世界各地で養蜂(ようほう)に利用される。
セレウス‐きん【セレウス菌】
《Bacillus cereus》バチルス属の細菌の一。グラム陽性の桿菌(かんきん)で、土壌中など自然環境に広く分布するが、食中毒の原因となることもある。
ぜったいてき‐そうりきょうせい【絶対的相利共生】
相利共生の一型で、互いに相手の存在なしには生きられない関係。イチジクとイチジクコバチ、サンゴと褐虫藻などの関係が知られる。絶対相利共生。
そう‐りん【相輪】
五重の塔など仏塔の最上部にある金属製の部分。下から露盤・伏鉢(ふくばち)・請花(うけばな)・九輪(くりん)・水煙・竜舎(りゅうしゃ)・宝珠で構成される。九輪だけをさしてもいう。インドの仏塔の傘蓋...