よう‐ほう【養蜂】
蜂蜜(はちみつ)や蜜蝋(みつろう)を採取するために、ミツバチを飼育すること。
らい‐じん【雷神】
かみなりを起こすと信じられた神。ふつう虎の皮の褌(ふんどし)をした鬼が、輪形に連ねた太鼓を負い、手にばちを持った姿で描かれる。古くは水神の性格も持つものとされた。《季 夏》→風神
ラオコーン
《Laokoōn》ギリシャ神話で、トロイアのアポロン神殿の祭司。トロイア戦争の末期に、ギリシャの兵士が体内に潜む巨大な木馬を怪しみ、これを城内に引き入れることに反対した。このため女神アテナの怒...
埒(らち)を明(あ)・ける
物事にきまりをつける。かたをつける。「いちかばちかの—・けるために」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
ラテラノ‐きゅうでん【ラテラノ宮殿】
《Palazzo Laterano》イタリアの首都ローマにある宮殿。サンジョバンニインラテラノ大聖堂に隣接する。4世紀にローマ皇帝コンスタンティヌス1世により寄進され、14世紀に教皇庁がバチカン...
ラテラノ‐じょうやく【ラテラノ条約】
ムッソリーニ政権下のイタリアと教皇庁との間で1929年2月11日に結ばれた政教条約(コンコルダート)。教皇庁はイタリア王国を承認し、イタリア王国はバチカン市国における教皇庁の独立と主権を認め、ま...
ラナート【(タイ)ránât】
タイの旋律打楽器。共鳴台の上に木琴のように音板を並べて、桴(ばち)でたたく。
ラブレ‐きん【ラブレ菌】
乳酸菌の一種。平成5年(1993)、ルイ・パストゥール医学研究センターの岸田綱太郎らにより、酸茎(すぐき)から発見された。ラクトバチルス‐ブレビス。 [補説]ラブレは商標名。
ラーテル【ratel】
イタチ科の哺乳類。体長60〜80センチ。体毛は黒色で、頭頂部から背面にかけては灰白色。皮膚がきわめて厚く、鋭い歯や爪をもつ。アフリカ・インドに生息。ミツバチの蜜を好み、ミツオシエの一種とは共生関...
りこてき‐いでんし【利己的遺伝子】
英国の生物学者R=ドーキンスが、C=ダーウィンの進化論における自然選択を、個体ではなく遺伝子の視点から捉えなおすことを強調するために用いた比喩的表現。不妊の働きバチの利他的行動が、個体の生存では...