ばん‐じょう【万丈】
《1丈の万倍の意》 1 非常に高いこと。また、非常に深いこと。「黄塵(こうじん)—」「波瀾(はらん)—の生涯」 2 きわめて意気が盛んなことのたとえ。「—の気を吐く」
ばん‐じょう【万状】
いろいろのありさま。さまざまの形。「千態—」
ばん‐じょう【万乗】
《「乗」は車の意。中国の周代、天子は直轄地から戦時に兵車1万台を徴発することができたところから》天子。また、天子の位。「—の聖主は遠島に遷(うつ)されさせ給ふべしと」〈太平記・四〉
ばん‐じょう【板状】
板のような形状。
ばん‐じょう【番上】
1 律令制で、当番の日に官庁に出勤すること。また、そのような位の低い官職。毎日出勤する長上(ちょうじょう)に対する語。分番。 2 順番に交代して勤務すること。「大坂—交替の頃にさきだちて」〈折た...
ばん‐じょう【番匠】
《「ばんしょう」とも》 1 古代、大和や飛騨などの国から交代で朝廷に仕え、木工寮(もくりょう)に属して宮廷の建築に従事した職人。 2 木造の建物をつくる職人。大工。
ばん‐じょう【盤上】
1 盤の上。特に、碁盤や将棋盤などの上。 2 盤の上でする、碁・将棋・双六(すごろく)などの遊び。「—、乱舞の遊び事」〈浄・碁盤太平記〉
バン‐じょう【バン城】
《Van Kalesi》トルコ東部の都市バンの郊外にある城跡。紀元前9世紀、ウラルトゥ王国のサドゥール1世により建造。セルジュークトルコ、オスマン帝国時代に城門などが増築されたが、現在は廃墟にな...
ばんじょう‐がさ【番匠笠】
《大工が用いたところから》竹の皮で作った粗末な大ぶりの笠。ばっちょうがさ。ばっちがさ。
ばんじょう‐がわ【番匠川】
大分県南部を流れる川。佩楯(はいたて)山(標高754メートル)南麓の三国峠(標高664メートル)付近に源を発し、九州山地東部を東流して佐伯(さいき)湾に注ぐ。長さ38キロ。中流域にある小半(おな...