せん【閃】
[人名用漢字] [音]セン(呉)(漢) [訓]ひらめく きらりと光る。ひらめく。「閃光・閃閃/一閃・電閃」
でん‐せん【電閃】
1 稲妻がひらめくこと。稲光。 2 刀剣の刃が稲妻のようにひらめくこと。
いなずま‐ばしり【稲妻走り】
稲妻がひらめくように、速く走ること。「あの馬止めよといふ程も、家来に乗り抜け—」〈浄・会稽山〉
れい‐かん【霊感】
1 神仏が示す霊妙な感応。また、神仏が乗り移ったようになる人間の超自然的な感覚。霊的なものを感じとる心の働き。「失(う)せ物を—で当てる」「—が現れる」「—商法」 2 突然ひらめく、すばらしい着...
しでん‐いっせん【紫電一閃】
研ぎ澄ました刀をひと振りするときにひらめく鋭い光。転じて、事の火急なこと。
せん‐か【閃火】
ひらめく火。きらめく火。
かげろ・う
[動ワ五(ハ四)]《名詞「かげろう(陽炎)」の動詞化》 1 姿などがちらちらする。ちらっと見える。「敵意の外に、まだ認めなければならない或物が其所に—・った」〈漱石・明暗〉 2 光がほのめく。ひ...
たち‐かげ【太刀影】
1 太刀のひらめく光。「夕日脚の事なれば、—の障子にすきて見えければ」〈曽我・六〉 2 太刀のおかげ。武功のおかげ。「御—を以て、信州更級(さらしな)へ帰参申したし」〈甲陽軍鑑・二八〉
せん‐でん【閃電】
ひらめく電光。稲妻。また、非常に速いことのたとえ。「—一撃」
のう‐り【脳裏/脳裡】
頭の中。心の中。「アイデアが—にひらめく」「情景が—に焼きつく」