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[副]

  1. 扇を動かしたり鳥が羽ばたいたりしたときに立てる音や、そのさまを表す語。ばたばた。

    1. 「扇—とつかひ」〈・六三〉

  1. 血などが続けてしたたり落ちるさま。ぼたぼた。

    1. 「よりましが懐より黒血を—ととり出だしたりければ」〈愚管抄・四〉

  1. 足がもつれるさま。ふらふら。

    1. 「立ち上がりけるが、—としければ」〈今昔・二六・五〉

  1. あわただしく急ぐさま。あたふた。

    1. 「塗りかけし重箱の—として走り来り」〈浮・禁短気・三〉

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