じょう‐じ【常時】
普通の状態のとき。ふだん。平生(へいぜい)。いつも。副詞的にも用いる。「—の警戒」「—五名が待機する」
じょう‐ご【常語】
1 ふだん使っている言葉。話し言葉。「古語は…芭蕉一派が—との調和を試み十分に成功したる者」〈子規・俳人蕪村〉 2 いつもきまって言う言葉。常套(じょうとう)語。
苦(くる)しい時(とき)の神頼(かみだの)み
ふだんは信仰心を持たない人が、病気や災難で困ったときだけ神仏に祈って助けを求めようとすること。
きょ‐じょう【居常】
つねひごろ。ふだん。平生。「春琴が—傲岸にして芸道にかけては自ら第一人者を以て任じ」〈谷崎・春琴抄〉
じょうび‐さい【常備菜】
ふだんから用意しておく副菜。作り置きのおかず。
色(いろ)改(あらた)ま・る
喪が明けて、喪服からふだんの衣服に着替える。「宮の御果ても過ぎぬれば、世の中—・りて」〈源・少女〉
うちとけ‐すがた【打ち解け姿】
くつろいだ姿。ふだん着のままの姿。「もの清げなる—に、花の、雪のやうに降りかかれば」〈源・若菜上〉
インフォーマル‐ドレス【informal dress】
正式なドレスに準じる略礼服や略装のドレスのこと。いわゆるふだん着的なものは含まない。
おか‐たゆう【岡大夫】
《醍醐天皇が好み、大夫(たゆう)(五位)の位を授けたという言い伝えから》蕨餅(わらびもち)の異称。「ふだんはわらびの餅と申す。延喜の帝の聞こし召されて、官をなされ、—とも申したると申すが」〈虎明...
いで‐たち【出で立ち】
1 旅立ち。出立(しゅったつ)。門出(かどで)。「—を見送る」 2 旅立ち、出陣などふだんと違った身ごしらえをすること。また、その身ごしらえ。「ものものしい—」 3 門を出た所。門前。「わが二人...