ぶ‐えき【賦役】
《「ふえき」とも》 1 近代以前の社会で、農民が領主から課せられた労働と地代。 2 ⇒ぶやく(夫役)
ぶ‐きりょう【不器量/無器量】
[名・形動]《「不器量」の場合は「ふきりょう」とも》 1 顔かたちが醜いこと。また、そのさま。「—な生まれつき」 2 才知・能力がないこと。また、そのさま。「愚かなる者は謹慎篤実なれば、—なるや...
ぶ‐こう【無功/不功】
[名・形動ナリ]《「不功」の場合は「ふこう」とも》上手でないこと。未熟なこと。また、そのさま。「当道に功あるを粋といひ、—なるを瓦智といふ」〈色道大鏡・五〉
ぶ‐こく【誣告】
[名](スル)《「ふこく」とも》故意に事実を偽って告げること。「同僚を—する」
ぶ‐じき【夫食】
《「ふじき」とも》江戸時代、農民の食糧のこと。
ぶち【斑/駁/駮】
《古くは「ふち」か》地色と異なった色がまだらになって入っていること。また、そのような毛並みの動物。「—の犬」
ぶ‐どう【無道/不道】
[名・形動]《「ぶとう」とも。「不道」の場合は「ふどう」とも》 1 人の道にはずれること。また、そのさま。非道。「悪逆—」「欲心に義を忘れたる五大院右衛門が心の程、希有(けう)なり、—なりと」〈...
ぶどう‐じん【無道人/不道人】
《「ぶとうじん」とも。「不道人」の場合は「ふどうじん」とも》「不当人(ふとうじん)」に同じ。「三箇の荘を押領し、返し与へぬ—」〈伎・霊験曽我籬〉
ぶ‐にん【補任】
《「ふにん」とも》 1 官職に任命すること。また、位階を与えること。「武蔵の守に—して執事職を司る」〈太平記・四〇〉 2 「補任状」の略。
ぶ‐やく【夫役/賦役】
《「ふやく」とも》労働で納める課役。律令制では広く人身課税をさし、調・庸・雑徭(ぞうよう)などを総称したが、中世にはしだいに守護役・陣夫・伝馬役などの労役に限定され、江戸時代には助郷役・国役など...