かげろう【蜉蝣/蜻蛉】
1 《飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼるさまに似ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が2、3本ある。翅(はね)は透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空...
かず・う【数ふ】
[動ハ下二]かぞえる。「大乗(だいぞう)そしりたる罪にも—・へたるかし」〈源・常夏〉
かぞえ‐た・てる【数え立てる】
[動タ下一][文]かぞへた・つ[タ下二]一つ一つ数える。列挙する。多く、よくないことについていう。「欠点を—・てる」
かなくぎ‐りゅう【金釘流】
金釘を並べたようなへたな筆跡を、あざけっていう語。折れ釘流。
か‐ぶん【過分】
[名・形動] 1 分に過ぎた扱いを受けること。また、そのさま。多く、謙遜しながら感謝を表す場合に用いる。「—な(の)頂き物をする」 2 態度や振る舞いが、分際をわきまえないこと。また、そのさま。...
か‐もつ【貨物】
1 貨車・船舶・トラックなどで輸送する物資。 2 「貨物列車」の略。「—が通る」 3 品物。荷物。かぶつ。「おみや母子への土産にとて、浜にて整へたる『形なき—』」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
からっ‐ぺた【空っ下手】
[名・形動]「からへた」に同じ。「歌は—ですので」
から‐へた【空下手】
[名・形動]この上もなくへたなこと。まったくへたなこと。また、そのさま。からっぺた。「—だから人前では歌えない」
かん‐どの【神殿】
《「かんとの」とも》「しんでん(神殿)」に同じ。「—にて御祓(はら)へたびたびありて」〈狭衣・三〉
きゅう‐きょ【鳩居】
《「詩経」召南・鵲巣から。ハトは巣を作るのがへたなため、カササギの巣にいる意》妻が自分で家をもつことができず、夫の家を自分の家とすることのたとえ。また、借家住まいのたとえ。