うずら‐まめ【鶉豆】
インゲンマメの一品種。豆は薄茶色で、赤茶色の斑点がある。煮豆・甘納豆などにする。《季 秋》
うち‐すが・う【打ち次ふ】
[動ハ四] 1 力量などが同じくらいである。匹敵する。「中の君も、—・ひて、あてになまめかしう澄みたるさまは」〈源・紅梅〉 2 間を置かずに動作をする。引き続く。「皆同じ程、少し—・ひなどして出...
うな‐ばら【海原】
《上代は「うなはら」》 1 広々とした海。「青—」 2 池や湖の広い水面。「国見をすれば国原は煙立ち立つ—はかまめ立ち立つ」〈万・二〉
うばめ‐がし【姥目樫/姥芽櫧】
ブナ科の常緑小高木。暖地の海岸近くの山中に自生。葉は長楕円形で、堅い。5月ごろ、雄花と雌花とをつける。実は食用。材は備長炭(びんちょうずみ)の原料。名は、若葉が褐色であるところに由来。うまめがし...
うま‐ごやし【馬肥やし/苜蓿】
マメ科の越年草。高さ30〜60センチで、茎の下部は地上をはう。葉は3枚の小葉からなる複葉。春、黄色の小さな蝶形の花をつける。ヨーロッパの原産で、江戸時代に渡来し野生化。緑肥や牧草とする。からくさ...
うらじろ‐の‐き【裏白の木】
バラ科の落葉高木。山地に自生。葉は卵円形で先がとがり、縁にぎざぎざがあり、裏面は綿毛を密生して白い。白い花をつけ、実は熟すと赤くなり、食べられる。あわだんご。まめなし。
ウレアーゼ【(ドイツ)Urease】
尿素をアンモニアと二酸化炭素とに加水分解する酵素。1926年、米国のサムナーがナタマメから結晶として初めて取り出した酵素。
エコノミークラス‐しょうこうぐん【エコノミークラス症候群】
狭い座席に長時間座っていることから起きる疾患。足の血管内に血栓ができ、それが肺に流れ込んで胸痛・呼吸困難・心肺停止などの症状を起こし、最悪の場合は死に至る。エコノミー症候群。旅行者血栓症。ロング...
エニシダ
《(スペイン)hiniestaから》マメ科の落葉小低木。枝は緑色で細く、しだれる。葉は3枚の小葉に分かれ、互生。初夏、黄色の蝶形花をつける。ヨーロッパの原産。花びらに赤色の入るものや白花の品種も...
えびす‐ぐさ【夷草/恵比須草】
1 マメ科の一年草。高さ約1.5メートル。葉は羽状複葉で、夏、葉のわきに黄色い花を1、2個つける。さやは細長く、弓形に曲がる。種子はひし形で、漢方で決明子(けつめいし)といい薬用に、また、はぶ茶...