みわ【三輪】
奈良県桜井市の地名。三輪山の西麓にあり、大神(おおみわ)神社の鳥居前町。三輪素麺(そうめん)の産地。 謡曲。四番目物。玄賓僧都(げんぴんそうず)が毎日庵を訪れる一人の女に衣を与えたが、三輪の...
みわ【神酒/御酒】
神前に供える酒。みき。一説に、酒を醸造して神前に供えた瓶(かめ)のこととも。「泣沢(なきさは)の神社(もり)に—据ゑ祈れども我が大君は高日知らしぬ」〈万・二〇二〉
み‐わく【魅惑】
[名](スル)人の心をひきつけ、理性を失わせること。「聞く人を—する甘美な旋律」「—的な笑顔」
み‐わけ【見分け】
見分けること。弁別。識別。「—がつかないほど似ている」
み‐わ・ける【見分ける】
[動カ下一][文]みわ・く[カ下二]見て区別する。識別する。弁別する。「偽物と本物とを—・ける」
みわ‐しんとう【三輪神道】
奈良県の大神(おおみわ)神社を中心に成立した神道の一派。鎌倉末期、三輪上人慶円が創唱したといわれ、室町時代に発達。両部神道思想から「日本書紀」神代巻を解釈し、天照大神・三輪大明神の同体説を唱え、...
みわ‐じんじゃ【三輪神社】
⇒大神神社(おおみわじんじゃ)
み‐わす・れる【見忘れる】
[動ラ下一][文]みわす・る[ラ下二] 1 以前に見たものや人の顔などを忘れて思い出せない。「卒業生の顔を—・れる」 2 見るのを忘れる。「天気予報を—・れる」
み‐わた【水曲】
《「みわだ」とも》川の流れの曲がってよどんでいる所。「いづみ川水の—の柴漬(ふしづ)けにしば間の氷る冬は来にけり」〈千載・冬〉
み‐わたし【見渡し】
1 見渡すこと。遠く見渡せる所。また、見渡せる範囲。みはらし。「—のいい所」「—がきかない」 2 連歌・俳諧で、一の折の裏と二の折の表のように、懐紙をひろげて見渡せる範囲。