むろどう【室堂】
富山県南東部、立山(たてやま)の西側にある溶岩台地。標高2450メートル。立山登山の基地。室堂平。
むろ‐どこ【室床】
茶室の床(とこ)で、三方の壁および天井の入り隅をすべて壁土で塗りまわしたもの。
むろね‐さん【室根山】
岩手県南東部、宮城県境近くにある山。北上高地の南東端にあたる。標高895メートルで、山頂付近にはヤマツツジ・レンゲツツジなどが分布する。室根高原県立自然公園に指定。中腹にある室根神社は紀州の熊野...
むろ‐の‐き【室の木/杜松】
植物ネズの古名。「磯の上に立てる—ねもころになにしか深め思ひそめけむ」〈万・二四八八〉
むろ‐の‐つ【室津】
⇒むろつ
むろ‐の‐やしま【室の八島】
《「八島」は釜の意》古代の占いの一。除夜にかまどを祓い清めて、その灰の状態で翌年の吉凶を占ったもの。 栃木市惣社町にあった下野(しもつけ)の国の総社、大神(おおみわ)神社。そこにある池からは...
むろ‐ほう【無漏法】
仏語。 1 煩悩(ぼんのう)のけがれのないあり方。倶舎論などでは、無為法と道諦(どうたい)とをいう。⇔有漏法(うろほう)。 2 無漏の妙法。仏法。
むろ‐ほぎ【室寿ぎ】
《古くは「むろほき」》新室(にいむろ)の完成を言葉でほめ祝うこと。「自ら衣帯(みそみおび)を整(ひきつくろ)ひて—して曰く」〈顕宗紀〉
むろまち【室町】
京都市を南北に走る室町通り沿道の地区。繊維問屋街。中世、今出川通りの北に室町幕府が置かれた。 東京都中央区北西部、日本橋室町の地域。商業地。
むろまち‐じだい【室町時代】
足利(あしかが)氏が京都室町に幕府をおいて政権を保持した時代。尊氏(たかうじ)が幕府を開いた延元元年=建武3年(1336)から15代将軍義昭が織田信長に追放される天正元年(1573)に至る約24...