や‐の【矢篦】
「矢柄(やがら)1」に同じ。
や‐の‐あさって【弥の明後日】
今日から数えて未来へ5日目。明後日の翌々日。「あさって」の翌日をいう地方もある。やなあさって。やなさって。
や‐のう【野衲】
《「衲」は衲衣(のうえ)の意》 [名]田舎の僧。野僧。「山人—といへども」〈淡窓詩話〉 [代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。野僧。拙僧。愚僧。〈書言字考節用集〉
やのくち‐まつり【矢の口祭(り)】
年頭に豊猟を祈願し、餅(もち)などを供えて山神に祈る祭り。
矢(や)の如(ごと)し
きわめて速いこと、速くまっすぐに進むことのたとえ。「光陰—」「帰心—」
矢(や)の催促(さいそく)
続けて激しくせきたてること。
や‐の‐じ【やの字】
「やの字結び」の略。
やのじ‐むすび【やの字結び】
女子の普段着用の半幅帯の結び方。「や」の字形に結ぶこと。
矢(や)の使(つか)い
度々来る急ぎの使い。「此の事を聞きて、—をたてたりけるこそ難義なれ」〈仮・是楽物語〉
や‐の‐ね【矢の根】
「鏃(やじり)1」に同じ。