ちょうさん‐ぼし【朝三暮四】
《中国、宋の狙公(そこう)が、飼っている猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ、暮れに四つやると言うと猿が少ないと怒ったため、朝に四つ、暮れに三つやると言うと、たいそう喜んだという「荘子」斉物論など...
たて‐まつ・る【奉る】
[動ラ五(四)] 1 「やる」「おくる」の、その対象を敬っていう謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。「貢ぎ物を—・る」 2 動作の対象への敬意を失い、「やる」「おくる」をからかっていう。「...
た・ぶ【賜ぶ/給ぶ】
[動バ四] 1 「与える」「くれる」の意の尊敬語。「たまう」と同義であるが、与える相手を低めて、上位者から下位者へ物などをくれてやるという気持ちが強い。お与えになる。くださる。「娘を我に—・べと...
かん‐べん【勘弁/勘辨】
[名](スル) 1 他人の過失や要求などを許してやること。堪忍。「今度だけは—してやる」「保証人になる話は—してもらった」 2 物事のよしあしをよく考えること。「心身の不完全は…其人の罪にあらざ...
おお‐あたま【大頭】
1 大きな頭。また、頭の大きな人。 2 主だった人々。かしら分。「—連中にも、賭博(ばくち)をやる、国家の機密を握って相場をやる」〈蘆花・黒潮〉 3 金持ち。「向うは—ですから」〈漱石・吾輩は猫...
頤(おとがい)を養(やしな)・う
1 生計を立てる。 2 養ってやる。他人の生活の面倒をみてやる。「ながなが—・うてゐた此の、此の、此の顔が立たぬか」〈浄・浪花鑑〉
今(いま)に見(み)ていろ
そのうちきっと仕返しをしてやる、見返してやるという気持ちを込めていう語。→今に1
くりゃ・る【呉りゃる】
[動ラ四]《「く(呉)れやる」の音変化》 1 「くれる」に軽い尊敬の意を添える。くださる。「そなたのお戻りやるを待ちかねたほどに、いとまを—・れ」〈虎明狂・箕被〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に...
アイルロイヤル‐こくりつこうえん【アイルロイヤル国立公園】
《Isle Royale National Park》米国ミシガン州北部にある国立公園。1940年設置。スペリオル湖上の大小約200の島々からなる。最大の島アイルロイヤルは深い森林に覆われ、多く...
クラスノヤルスク【Krasnoyarsk/Красноярск】
ロシア連邦中部、シベリア中南部の工業都市。旧称クラスヌイヤル。エニセイ川上流にあり、水陸の交通の要地。17世紀に築かれた砦に起源し、金鉱脈の発見とシベリア鉄道の敷設により発展。帝政ロシア時代は政...