およ・ぐ【泳ぐ/游ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「およく」か》 1 人や動物などが手足やひれを動かして水面や水中を進む。「海で—・ぐ」「コイの—・ぐ池」《季 夏》 2 前のめりになってよろめく。「つまずいてからだが前へ...
そう‐そう【蹌蹌】
[ト・タル][文][形動タリ]よろめくさま。「只—として踉々(ろうろう)という形で吾妻橋へきかかったのです」〈漱石・吾輩は猫である〉
そう‐ろう【蹌踉】
[ト・タル][文][形動タリ]足もとがしっかりせず、よろめくさま。「—と椅子から立ち上った」〈芥川・山鴫〉
とど
[副] 1 戸をたたく音や馬の駆ける足音など、響き渡る音を表す語。「馬の音の—ともすれば松陰に出でてそ見つるけだし君かと」〈万・二六五三〉 2 よたよたよろめくさま。「—走りて倒れにけり」〈盛衰...
ひょろ・ける
[動カ下一]足もとがしっかりしないでよろめく。ひょろひょろする。「酔って—・ける」
ひょろり
[副] 1 足がよろめくさま。「—とよろける」 2 細長く伸びているさま。「—としたからだつき」
ふらっ‐と
[副] 1 よろめくさま。「急にめまいがして—倒れる」「一目見て—なる」 2 気軽に出かけたりやって来たりするさま。「友人宅を—訪ねる」
ふらり
[副] 1 力なく揺れるさま。よろめくさま。「立ち上がったとたん—とする」 2 前ぶれも目的もなく、気軽に出かけたり、やって来たりするさま。「—と旅に出る」
よろ・ける【蹌踉ける/蹣跚ける】
[動カ下一][文]よろ・く[カ下二]《副詞「よろよろ」の「よろ」の動詞化》足もとがふらついて、からだの安定を失う。ころびそうになる。よろめく。「後ろから押されて—・ける」 →蹌踉(よろ)めく[用法]
よろぼ・う【蹌踉う/蹣跚う】
[動ワ五(ハ四)]《古くは「よろほう」》 1 よろよろと歩く。よろめく。「—・い—・い座敷の方に行って見ると」〈蘆花・思出の記〉 2 倒れかかる。くずれる。「中門のいといたうゆがみ—・ひて」〈源...