りき‐し【力士】
《古くは「りきじ」とも》 1 相撲取り。 2 「金剛(こんごう)力士」の略。 3 力の強い人。力持ち。「数万の—鬼王を集めて」〈曽我・七〉
りきし‐だち【力士立ち】
《「りきじだち」とも》金剛力士のような勇ましい立ち姿。仁王立ち。「思ひの外に金剛兵衛が—」〈浄・栬狩剣本地〉
りきし‐まい【力士舞】
《「りきじまい」とも》上代、伎楽(ぎがく)の舞の一。金剛(こんごう)力士の仮装をして舞う。まら振り舞。「池神の—かも白鷺の桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて飛び渡るらむ」〈万・三八三一〉
りき‐しゃ【力車】
1 荷物をのせて人力で引く車。ちからぐるま。 2 「人力車」の略。
りき‐しゃ【力者】
1 平安末期以後、髪をそった姿をし、院・門跡・寺院・公家・武家などに仕えて力仕事に携わった従者。輿(こし)を担ぎ、馬の口取りをし、長刀(なぎなた)を持つなどして供をした。力者法師。青法師。 2 ...
りきしゃ‐ほうし【力者法師】
「力者(りきしゃ)1」に同じ。
りき‐しょっかく【力触覚】
物を触ったり手にしたりしたときの手ごたえとしての感覚。物から受ける応力により、硬さや軟らかさ、弾力性、動きなどを把握する感覚をさす。
りき‐しょっき【力織機】
動力で動かす織機。1785年、英国のカートライトが発明した。