いちぶ‐しじゅう【一部始終】
1 《2が原義》成り行きの初めから終わりまで。顛末(てんまつ)。一伍一什(いちごいちじゅう)。「—を詳しく話す」 2 書物の初めから終わりまで全部。「学問すべしと言へばとて—を心得渡し」〈一言芳談〉
いちもく‐きんこうひょう【一目均衡表】
株式や為替の相場をテクニカル分析するためのチャートの一。移動平均などから計算した四つの線、当日の終わり値を過去にずらした線、蝋燭足などから値動きを予想する。売りと買いの均衡が崩れたとき、その方向...
いっ‐かい【一回】
1 一度。ひとたび。「週に—の稽古」「—行ってみよう」 2 ひとまわり。ひとめぐり。 3 小説などの一章または一段。 4 野球で、最初の回。「—の表」
いっ‐かん【一貫】
[名](スル) 1 一つの方針・方法・態度で、始めから終わりまでつらぬき通すこと。「態度が—している」「首尾—」 2 ㋐重量の単位。→貫1 ㋑昔の貨幣の単位。→貫2
いっかん‐せい【一貫性】
始めから終わりまで同じ一つの方針・考えによっていること。「説明に—を欠く」
いっき‐つうかん【一気通貫】
1 マージャンで、同じ種類の数牌(シューパイ)を一から九までそろえて上がったもの。 2 転じて、始めから終わりまで一通りそろっていること。また、最初から最後まで一貫したサービスが可能であること。...
いっ‐しゅう【一周】
[名](スル)ひとまわりすること。ひとめぐり。「場内を—する」「世界—旅行」
いっ‐せい【一声】
1 大きい一つの声や音。ひとこえ。「汽笛—新橋を」〈大和田建樹・鉄道唱歌〉 2 能の構成部分の一。シテの登場、舞のかかりなどに謡う定型的な短い謡。 3 能の囃子事(はやしごと)の一。シテの登場な...
いっせい‐しせい【一生歯性】
動物の歯が、出生後に1回生えるのみで、生えかわりが無いこと。また、そのような動物の分類。ネズミやリスなどのげっ歯類がこれにあたり、その歯は一生伸び続ける。→二生歯性 →多生歯性
いって‐こい【行って来い/往って来い】
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから—だ」 2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻るこ...