うちゅう‐の‐だいきぼこうぞう【宇宙の大規模構造】
宇宙の中で銀河の分布が示す巨大な泡状の構造。宇宙空間は互いに接し合う石鹸(せっけん)の泡に例えられ、泡の膜面に銀河が分布し、複数の泡が接しあう部分において、銀河団が多数連なり超銀河団を形成する。...
うって‐がえ【打って替え】
1 交替すること。入れ替わり。また、情況ががらりと一変すること。「此度は—に、饑饉疫病等の流行するは」〈田口・日本開化小史〉 2 囲碁で、相手の石を一目取ると、次の相手の一手でその周辺の石全体を...
うつり【移り/遷り】
1 人の住所などが変わること。移転。転居。「郊外にお—の由」「都—」 2 火事などが他に伝わること。「火の—が早い」 3 (多く「おうつり」の形で)贈り物の入っていた先方の器や風呂敷にお礼のしる...
うつり‐がえ【移り替え】
《「うつりかえ」とも》季節の変わり目に衣類を替えること。衣替え。「初霜月(はつしもつき)の—も何の苦慮(くるしみ)なく」〈露伴・五重塔〉
うつり‐み【移り身】
ある立場から他の立場へとすばやく変わること。変わり身。「—の早い人」
うつろ・う【移ろう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「うつ(移)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「うつらふ」の音変化》 1 位置や住居を変える。移動する。「木の間を—・う月の光」 2 心変わりする。変心する。「...
うで‐まくら【腕枕】
[名](スル)横になるときなどに、腕を曲げて枕の代わりにすること。また、横に寝ている人の頭の下に自分の腕をあてがってやること。「—してちょっと横になる」
う‐にょう【右繞】
仏教の敬礼法の一。古代インドの風習によるもので、尊者・仏像などのまわりを、右回りに歩く作法。
うのはな‐なます【卯の花膾】
1 大根・ニンジンなどを細かく刻んで酢味噌であえた上に、細く切ってさっと熱湯を通した魚肉を散らしたもの。魚肉の代わりに大根おろしを使うこともある。 2 煎って酢をかけたおからと薄く切った酢漬けの...
ウパニシャッド【(梵)Upaniṣad】
古代インドの宗教哲学書。ベーダ文献の最後の部分なので、ベーダーンタ(ベーダの終わり)ともいう。宇宙と人生を支配するブラフマン(梵)とアートマン(我)の一致を説き、輪廻(りんね)と業(ごう)の思想...