ざん‐がい【残害】
[名](スル)《「さんがい」とも》傷つけ、損なうこと。また、傷つけ、殺すこと。
さんがい‐いっしん【三界一心】
「三界唯心」に同じ。
さんがい‐かたく【三界火宅】
《「法華経」譬喩品(ひゆぼん)の「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如(ごと)し」から》迷いと苦しみに満ちた世界を、火に包まれた家にたとえた語。三界の火宅。
さんがい‐がさ【三蓋笠】
《「三階笠」とも書く》馬標(うまじるし)や紋所の名。3層に重なった笠を側面から見た形を図案化したもの。
サンガイ‐こくりつこうえん【サンガイ国立公園】
《Parque Nacional Sangay》エクアドル中央部にある国立公園。1975年制定。アンデス山脈のサンガイ山・トゥングラワ山・アルタール山など標高5000メートルを超える山々が連なる...
さんがい‐しょてん【三界諸天】
仏語。三界に属する諸種の天。欲界に六欲天、色界に四禅天、無色界に四天がある。
三界(さんがい)に家(いえ)無(な)し
広い世界のどこにも、身を落ち着ける場所がない。→女(おんな)は三界に家無し
さんがいのいえ【三界の家】
林京子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和59年(1984)の第11回川端康成文学賞を受賞。同年刊行の小説集は、ほかに「父のいる谷」「釈明」などの作品を収める。
三界(さんがい)の首枷(くびかせ)
1 過去・現在・未来にわたり自由を束縛するもの。また、現世の苦悩のもととなるもの。恩愛の情の類。 2 《「子は三界の首枷」という諺から》子供。「—はみな片付けたりと」〈浮・万金丹・一〉
さんがい‐びし【三蓋菱】
《「三階菱」とも書く》紋所の名。3層に重ねたひし形を図案化したもの。