か・す【科す】
[動サ五]「か(科)する」(サ変)の五段化。「罰金は—・さない」 [可能]かせる
[動サ変]「か(科)する」の文語形。
か・す【課す】
[動サ五]「か(課)する」(サ変)の五段化。「春休みには宿題は—・さない」 [可能]かせる
[動サ変]「か(課)する」の文語形。
か・する【化する】
[動サ変][文]くゎ・す[サ変] 1 形や状態などが変わる。それ以前とは別のものになる。変化する。また、変化させる。「一瞬にして焦土と—・する」「地震は町を廃墟と—・した」 2 他の影響で心がけ...
か・する【呵する】
[動サ変][文]か・す[サ変] 1 息を強く吹きかける。凍った筆や硯(すずり)に息を吹きかけて暖めるところから、「筆硯(ひっけん)を呵する」などの形で、文章を書く意に用いられる。「予は硯(けん)...
か・する【嫁する】
[動サ変][文]か・す[サ変] 1 嫁に行く。とつぐ。「梅子嬢(さん)も亦た細川に—・することを喜んで居るようである」〈独歩・富岡先生〉 2 嫁にやる。とつがせる。「お勢を—・するのが厭になって...
か・する【架する】
[動サ変][文]か・す[サ変]かけ渡す。物の上に構築する。「屋上、屋を—・する」
か・する【科する】
[動サ変][文]くゎ・す[サ変]刑罰を与える。「禁錮刑を—・する」
か・する【課する】
[動サ変][文]くゎ・す[サ変]負担すべきものとして引き受けさせる。一方的に負わせる。「宿題を—・する」「義務を—・する」
かた・す【肩す】
[動サ変]駕籠(かご)かきが、駕籠の棒を息杖(いきづえ)で支えて肩を休める。「先へ急ぐは駕籠の足、せめて—・して止めもせず」〈浄・寿の門松〉
かたみ・す【難みす】
[動サ変]困難に思う。「白妙(しろたへ)の袖の別れを—・して荒津の浜に宿りするかも」〈万・三二一五〉