おもん・ずる【重んずる】
[動サ変][文]おもん・ず[サ変]《「おもみする」の音変化》価値のあるものとして重くみる。尊重する。重んじる。「芸術を—・ずる」⇔軽んずる。
おわ・す【御座す】
[動サ変] 1 「ある」「居る」の尊敬語。存在する人を敬う。いらっしゃる。おいでになる。「昔、太政大臣(おほきおほいまうちぎみ)と聞こゆる—・しけり」〈伊勢・九八〉 2 ものの所有者を敬って、そ...
おわそう・ず【御座さうず】
[動サ変]《動詞「おはさふ」の連用形にサ変動詞「す」の付いた「おはさひす」の音変化。動作主は、多く複数》 1 (人々が)いらっしゃる。「いま二所も、にがむにがむ各(おのおの)—・じぬ」〈大鏡・道...
かい・す【介す】
[動サ五]「かい(介)する」(サ変)の五段化。「意に—・さない」
[動サ変]「かい(介)する」の文語形。
かい・す【会す】
[動サ五]「かい(会)する」(サ変)の五段化。「一年に一度ここに—・そうと約束する」 [可能]かいせる
[動サ変]「かい(会)する」の文語形。
かい・す【解す】
[動サ五]「かい(解)する」(サ変)の五段化。「そんな意味に—・さないでもらいたい」 [可能]かいせる
[動サ変]「かい(解)する」の文語形。
かい・する【介する】
[動サ変][文]かい・す[サ変] 1 両者の間に立てる。仲立ちとする。「人を—・して頼む」 2 (「意に介する」の形で)心に留めて心配する。気にかける。「少しも意に—・する必要はない」
かい・する【会する】
[動サ変][文]くゎい・す[サ変] 1 ある場所に寄り集まる。「一堂に—・する」 2 ある場所で一緒になる。複数のものが出あって一つになる。「すべてこの一点に—・する」 3 人や物事と出あう。あ...
かい・する【解する】
[動サ変][文]かい・す[サ変] 1 わかる。理解する。「風流を—・する」 2 解釈する。「真意を曲げて—・する」
かえ‐に・す【肯へにす】
[動サ変]《動詞「か(肯)ふ」の未然形+打消しの助動詞「ず」の古い連用形「に」+サ変動詞「す」から》…することを承諾しない。…することが許されない。「法師、前に居することを—・す」〈三蔵法師伝永...