とう‐ひ【当否】
1 あたることと、あたらないこと。あたりはずれ。 2 道理に合うことと合わないこと。よしあし。「事の—は別として」
とう‐らい【当来】
必ず来るはずの世。来世。
と‐かく
[副](スル) 1 さまざまな物事を漠然とさす。何や彼(か)や。いろいろ。「—するうちに一年が過ぎた」 2 ある状態になりやすいさま。または、ある傾向が強いさま。ともすれば。ややもすると。「年...
どか
[接頭]名詞に付いて、それが並みはずれたものである意を表す。「—雪」「—減り」
とお‐なが・し【遠長し】
[形ク] 1 遠くはるかである。「富士の嶺のいや—・き山路をも妹がりとへばけによはず来ぬ」〈万・三三五六〉 2 永久である。永遠である。「音のみも名のみも絶えず天地のいや—・く偲ひ行かむ」〈万・...
ど‐えら・い【ど偉い】
[形]物事の規模が常識を越えて大きい。けたはずれである。とてつもない。「—・い事をしでかした」「—・い人がいたものだ」
つぼ【壺】
《古くは「つほ」》 1 胴がふくらみ、口が狭くなった形の容器。陶製・木製・ガラス製などがある。 2 ばくちで、采(さい)を入れて伏せる器。壺皿。「—を振る」 3 深くくぼんでいるところ。「滝—」...
つな‐ひ・く【綱曳く】
[動カ四] 1 牛馬などが、綱を引かれてさからう。「あまた年こゆる山辺に家居して—・く駒もおもなれにけり」〈かげろふ・中〉 2 意地を張る。強情を張る。「しかあらためむとも言はず、いたく—・きて...
と‐まえ【戸前】
[名]土蔵の入り口の戸のある所。また、その戸。「—の錠もはずしてある」〈藤村・夜明け前〉 [接尾]助数詞。土蔵の数を数えるのに用いる。「蔵が十—ある」
堪(たま)るものか
(動詞の連用形に接続助詞「て」の付いた形を受けて)そのようなことが起こるはずがない。そのような状態のままにしておくわけにはいかない。「幽霊などいて—」「へこたれて—」