ヨハネ【Johannes】
イエスの十二使徒の一人。ガリラヤの漁夫ゼベダイの子。大ヤコブと兄弟。イエスの死後、エルサレム教会の指導者。新約聖書中の「ヨハネによる福音書」「ヨハネ黙示録」「ヨハネ三書簡」の著者とされる。生没...
ヨハネ【Juan de La Cruz】
[1542〜1591]スペインのキリスト教神秘家。テレサ=デ=ヘススのカルメル会改革運動に参加。十字架のヨハネ。著「カルメル山登攀」など。
ヨハネ‐きしだん【ヨハネ騎士団】
中世の三大宗教騎士団の一。巡礼者の救護所として創設され、第2回十字軍よりエルサレムで軍事・救護活動を行う。14世紀ロードス島に本拠を移してロードス騎士団、16世紀マルタ島に移りマルタ騎士団と称す...
ヨハネじゅなんきょく【ヨハネ受難曲】
《原題、(ドイツ)Johannespassion》「ヨハネによる福音書」のキリスト受難物語に基づく音楽作品。1722年から1723年にかけてバッハの作曲したものが有名。
ヨハネス【Johannes】
ローマ教皇の名。 (22世)[1245ころ〜1334]アビニョン時代の第196代教皇。在位1316〜1334。フランスの政策に同調してドイツの皇帝選挙に干渉。教皇庁の組織・財政再建に努めた。 ...
エックハルト【Johannes Eckhart】
[1260ころ〜1327]ドイツの神学者。ドミニコ会士。一般にマイスター=エックハルトとよばれる。神秘主義の代表的人物で、魂と神との神秘的合一を説いたが、死後の1329年、教皇によって異端と断罪...
エリウゲナ【Johannes Scotus Eriugena】
[810ころ〜877ころ]アイルランド生まれの神学者・哲学者。スコラ学の先駆者。新プラトン学派の流れをくみ、中世神秘主義に影響を与えた。著「予定論」「自然区分論」。
ケプラー【Johannes Kepler】
[1571〜1630]ドイツの天文学者。ティコ=ブラーエの学を継ぎ、火星の公転軌道を決定。またケプラーの法則の確立、ケプラー式望遠鏡の考案、天体表「ルドルフ表」の編集を通じて、近代天文学の先駆者...
グーテンベルク【Johannes Gensfleish Gutenberg】
[1400ころ〜1468ころ]ドイツの技術者。活字印刷術の発明者とされる。1450年ごろ、鋳造活字を使った印刷機を考案してマインツで印刷所を開業。印刷した聖書は「グーテンベルク聖書」として知られる。
ヨハネスバーグ【Johannesburg】
⇒ヨハネスブルク