ちょう‐さん【重三】
《三を重ねる意》 1 陰暦3月3日。また、その日の節句。上巳(じょうし)。《季 春》 2 ⇒じゅうさん(重三)
ちょうし‐ぼさん【朝四暮三】
「朝三暮四(ちょうさんぼし)」に同じ。
つう‐さん【通三】
《「漢書」五行志から》君主が政治を行う上で、人物を選ぶこと、民の意に合うこと、時世に従うことの三つの条件を備えること。「—の主、明一の君」〈盛衰記・一一〉
つぼい‐くめぞう【坪井九馬三】
[1859〜1936]歴史学者。大坂の生まれ。東京帝大教授。科学的、実証的な歴史学研究法を導入した。著「史学研究法」など。
とお‐ごう‐さん【十五三】
⇒九六四(くろよん)
とだ‐ていぞう【戸田貞三】
[1887〜1955]社会学者。兵庫の生まれ。東大教授。実証的な調査研究法を重視した社会学の確立に貢献。第1回の国勢調査の資料を基礎に日本の家族構成を分析。著「家族構成」など。
なごや‐さんざ【名古屋山三】
[?〜1603]出雲の阿国(おくに)とともに、歌舞伎の始祖とされた伝説的な人物。史実によれば加賀藩名越家の出で、名越山三郎といい、蒲生氏郷(がもううじさと)の奥州攻めに小姓として従い手柄を立てて...
なみき‐しょうぞう【並木正三】
[1730〜1773]江戸中期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木宗輔の弟子。浄瑠璃の手法を応用した脚色と、奇抜な舞台装置で新生面を開いた。代表作「三十石艠始(さんじっこくよぶねのはじまり)」...
なむ‐さん【南無三】
[感]《「南無三宝」の略》「南無三宝」に同じ。「—、逃げられたか」
なんば‐としぞう【難波利三】
[1936〜 ]小説家。島根の生まれ。大阪の庶民生活を題材にした大衆小説で直木賞候補の常連となり、6度目の「てんのじ村」で受賞。他に「地虫」「雑魚(ざこ)の棲(す)む路地」「イルティッシュ号の来...