かけ‐えんしょう【掛煙硝/掛焔硝】
芝居で化け物や忍者が現れたり消えたりする場面に、ぱっと立ち上る煙。また、その仕掛け。樟脳(しょうのう)の粉を入れた煙硝を火の上にかけて出す。
かたや‐いり【方屋入り】
1 相撲の力士が、土俵に上ること。 2 横綱の土俵入りの古称。
かたり‐ぐさ【語り種】
いつまでも人の口に上るような話題。話のたね。かたらいぐさ。「のちのちまでの—になる」
かみ【上】
1 ひと続きのものの初め。また、いくつかに区分したものの初め。 ㋐川の上流。また、その流域。川上。「—へ船で上る」「川沿いを—に一キロほど行く」⇔下(しも)。 ㋑時間的に初めと考えられるほう。昔...
かみ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四] 1 「かむあがる」に同じ。「後に久しくましまして彦火火出見尊—・りましぬ」〈神代紀・下〉 2 巫女(みこ)に乗り移っていた神霊が巫女から離れて天に上る。「うなり声を引て—・る」〈滑・...
かん‐じょう【灌頂】
《(梵)abhiṣecana, abhiṣekaの訳。昔インドで、国王の即位や立太子の儀に、四大海の水をその頭頂に注いだ儀式から》 1 仏語。 ㋐菩薩が仏位に登るとき、法王の職を受ける証として諸...
き‐そう【貴相】
尊い地位に上るべき人相。貴人の相。
きょうばし【京橋】
東京都中央区中部の地名。商業地区。江戸時代、日本橋を起点に京へ上る最初の橋があった。もと東京市の区名。 大阪市の寝屋川に架かり、中央区と都島区とを結ぶ橋。京街道の起点にあたる。また、その付近...
ぎゃく‐じょう【逆上】
[名](スル)激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上ること。分別をなくし取り乱すこと。「—して刃物をふるう」
くも‐かすみ【雲霞】
1 雲と霞。 2 「雲を霞(かすみ)と」に同じ。 3 軍勢などの多いこと。うんか。「既に、東武士ども、—の勢ひをたなびき上る由聞こゆれば」〈増鏡・むら時雨〉