へた‐くそ【下手糞】
[名・形動]非常に下手なこと。また、そのさまや、そのような人。「—な絵」
下手(へた)すると
うっかりしたことをすると。また、悪いほうに展開すると。下手をすると。「—命とりになる」
下手(へた)な鉄砲(てっぽう)も数(かず)撃(う)てば当(あ)たる
下手でも数多く試みれば、まぐれ当たりで成功することもある。
下手(へた)の考(かんが)え休(やす)むに似(に)たり
碁や将棋で、下手な者の長考は、時間を浪費するだけで、なんの効果もない。相手が考え続けるのをあざけっていう。
下手(へた)の長談義(ながだんぎ)
話が下手なくせに、長々と話をすること。また、話の下手な人ほど長話をする傾向があること。
下手(へた)の横好(よこず)き
下手なくせに、その物事をむやみに好み、熱心なこと。
もと【下/許】
《「本(もと)」と同語源》 1 物の下の部分。また、そのあたり。した。「旗の—に集まる」「桜の—に花見の宴を設ける」 2 その人のところ。そば。「親の—を離れる」 3 その規則や支配力の及ぶとこ...