おだ‐やか【穏やか】
[形動][文][ナリ]《形容動詞「おだ(穏)い」から派生した「おだいか」の音変化》 1 静かでのどかなさま。安らか。「—な天気」「世の中が—だ」 2 気持ちが落ち着いていて物静かなさま。「—な人...
おち‐つき【落(ち)着き/落(ち)付き】
1 気持ちや態度が物事に動じないで、安定した状態にあること。また、そのような状態・態度。平静さ。「—がない子供」「—を取り戻す」 2 動いていた物事が安定した状態になること。「相場の—を待つ」「...
男(おとこ)は気(き)で持(も)て
男は気性で生きよ。男は意気を高くもって世の中を生きていけ。男は気で食え。
おもい‐どおり【思い通り】
[名・形動]思っていたとおりになること。また、そのさま。「世の中は—にならないものだ」
おもい‐なら・う【思ひ習ふ】
[動ハ四] 1 習い覚える。「君により—・ひぬ世の中の人はこれをや恋といふらむ」〈伊勢・三八〉 2 そう思うのが習慣となる。いつもそう思う。「さのみうけとるべき物と—・ひては、かならず心苦しく」...
おもい‐な・る【思ひ成る】
[動ラ四]自然とそう思うようになる。…の気になる。「世の中、心憂きものに—・りて」〈狭衣・一〉
おもわ‐ず【思わず】
[副] 1 そのつもりではないのに。考えもなく。無意識に。「—かっとなる」「うれしくて—跳び上がる」 2 思いがけず。意外なことに。「四鳥の塒(ねぐら)に親と子の、—帰り逢ひながら」〈謡・雲雀...
親(おや)は無(な)くとも子(こ)は育(そだ)つ
実の親がいなくとも、子はどうにか成長していくものだ。世の中のことはそう心配するほどのこともないというたとえ。
およぎ‐まわ・る【泳ぎ回る】
[動ラ五(四)] 1 水中をあちらこちらと泳ぐ。「アヒルが池を—・る」 2 うまく世の中を渡り歩く。「巧みに政界を—・って大臣にのし上がる」
女(おんな)は門開(かどびら)き
《天鈿女命(あまのうずめのみこと)が踊ったところ、天の岩屋に隠れていた天照大神が戸を開けて、世の中を明るくしたという故事から》女は縁起がよいということ。