うずら【鶉】
1 キジ科の鳥。全長約20センチ、体は丸く尾は短い。全体に茶色で、黄白色の縦斑と黒斑とがある。草原にすみ、地上を歩き回る。ユーラシア・北アフリカに分布。古くは鳴き声を楽しむために飼育された。肉・...
うたうら【歌占】
謡曲。四番目物。観世十郎元雅作。歌占を業とする渡会家次(わたらいいえつぐ)が、白山の麓で子の幸菊丸と再会し、神がかりとなって地獄の曲舞(くせまい)を舞う。
うち‐こ・む【打(ち)込む】
[動マ五(四)] 1 上から強くたたいて中へ入れる。「くぎを—・む」 2 ㋐球技で相手の陣などに球を打って入れる。「ライトスタンドに—・む」 ㋑(「撃ち込む」「射ち込む」とも書く)弾丸や矢を発射...
うち‐ころ・す【打(ち)殺す】
[動サ五(四)] 1 たたき殺す。「棒で—・す」 2 (「撃ち殺す」「射ち殺す」とも書く)弾丸や矢を命中させて殺す。「銃で—・す」 3 表に出ないように感情などを抑える。「よし事実に棒を引いたっ...
うち‐た・える【打(ち)絶える】
[動ア下一][文]うちた・ゆ[ヤ下二]交際や文通などがすっかり絶える。ぷっつりとぎれる。「丸で田口の家と—・えた訳ではなかったので」〈漱石・彼岸過迄〉
うち‐だ・す【打(ち)出す】
[動サ五(四)] 1 ㋐太鼓などを打ちはじめる。「鐘を—・す」 ㋑(「撃ち出す」とも書く)鉄砲などを打ちはじめる。また、弾丸などを打って出す。「大砲を—・す」 2 金属などを裏から打って模様を表...
うち‐ちょう・ず【打ちちょうず】
[動サ変]たたいてこらしめる。「この翁丸(おきなまろ)—・じて、犬島へつかはせ」〈枕・九〉 [補説]「ちょうず」は「懲ず」とも「調(てう)ず」とも考えられる。
うち‐はし【打ち橋】
1 川の両岸に板や丸木を渡しただけの、簡単な橋。「上つ瀬に石橋渡し下つ瀬に—渡す」〈万・一九六〉 2 殿舎と殿舎との間に渡して、取り外しのできるようにした板の橋。「—、渡殿のここかしこの道に」〈...
う‐ちゅう【雨注】
[名](スル)矢・弾丸などが、雨の降るように盛んに飛んでくること。また、盛んに浴びせること。「弾丸—の際に成就仕り候ものにて」〈染崎延房・近世紀聞〉
うち‐わ【団扇】
《「打ち羽」の意という》 1 あおいで風を起こす道具。ふつう、細く削った竹の骨に紙や絹を円形に張って作る。《季 夏》「もてなしの—の風のやや及ぶ/汀女」 2 軍配団扇(ぐんばいうちわ)のこと。 ...