ほい‐な・い【本意無い】
[形][文]ほいな・し[ク] 1 思うようにならなくて残念である。「—・う帰りしが今年になってようよう暇を得て」〈露伴・椀久物語〉 「—・き事なれば、いとうたて物憂くおぼえて」〈落窪・四〉 2 ...
まぎれ【紛れ】
1 ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。「怒った—に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉 2 他に入りまじって区別がつかなくなること。「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の—に...
まよい【迷い/紕い】
1 迷うこと。心が乱れて判断がつかない状態。まどい。「行動に—を生じる」「一時の気の—」 2 心が煩悩(ぼんのう)に乱され、悟りきれないこと。また、成仏の妨げとなる死者の執念。 3 紛れること。...
み‐いり【実入り】
1 穀物などが実を結ぶこと。また、その実のはいりぐあい。「今年の稲は—がいい」 2 収入。もうけ。「—の多い商売」
みょう‐ねん【明年】
今年の次の年。来年。「—早々に着工する」
めじろ‐おし【目白押し】
《メジロが樹上に押し合うように並んでとまるところから》 1 多人数が込み合って並ぶこと。また、物事が集中してあること。「今年は洋画の話題作が—だ」 2 子供の遊びの一。大勢で横に並んで押し合い、...
めた
[副]度を越えてはなはだしいさま。むやみに。やたらに。「今年は、—水に祟る歳だのう」〈藤村・旧主人〉
も‐はや【最早】
[副] 1 ある事態が実現しようとしているさま。早くも。まさに。「—今年も暮れようとしている」 2 ある事態が変えられないところまで進んでいるさま。今となっては。もう。「—如何ともしがたい」「—...
も・る【守る】
[動ラ四] 1 見まもる。見張る。番をする。「見し人のかげすみはてぬ池水にひとり宿—・る秋の夜の月」〈源・夕霧〉 2 そばにいて、まもり育てる。「殿を二歳の年より今年二十五になり給ふまで—・り奉...
もんだい‐さく【問題作】
取り上げるべき問題を含んだ作品。また、注目や話題を集めた作品。「今年最大の—」