すき‐の‐くに【主基の国】
大嘗祭(だいじょうさい)に、神饌(しんせん)の新穀を奉る国。京都以西の国が卜定(ぼくじょう)され、平安時代以降は丹波・備中を交替にあてた。→悠紀(ゆき)の国
すぎはら‐がみ【杉原紙】
播磨(はりま)国杉原谷(兵庫県多可郡多可町)原産の和紙。原料はコウゾで、奉書紙より薄く柔らかい。鎌倉時代以降、慶弔・目録・版画などに用いられ、贈答品としても重宝された。近世には各地から産出。すい...
すぎ‐ひらたけ【杉平茸】
ホウライタケ科のキノコ。夏から秋にかけ、スギなどの倒木や切り株に扇形の白い傘が重なり合ってつく。すぎかのか。すぎもたせ。 [補説]長く食用とされていたが、平成16年(2004)以降、摂取して急性...
すけな・い【少ない】
[形]《近世後期以降の語》「すくない」の音変化。「向うは高が—・いから」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
スコープス‐さん【スコープス山】
《Mount Scopus》パレスチナ地方の古都エルサレムの北東郊外にある山。標高830メートル。第一次中東戦争において、その戦略的重要性からイスラエルとアラブ諸国の間で停戦協定が結ばれ中立地帯...
スパスカヤ‐とう【スパスカヤ塔】
《Spasskaya bashnya/Спасская башня》タタールスタンの首都カザンのクレムリン(カザンクレムリン)にある塔。16世紀に建造され、以降、増改築が繰り返された。城壁の南側...
スポレート【Spoleto】
イタリア中部、ウンブリア州の都市。ウンブリ人が築いた町に起源し、紀元前3世紀に古代ローマの植民都市スポレンティウムが置かれた。6世紀から13世紀までスポレート公国の中心地となり、以降は19世紀の...
スマラン【Semarang】
インドネシア、ジャワ島北岸の港湾都市。中央ジャワ州の州都。タバコ・ゴム・砂糖などの集散地。オランダ統治時代に鉄道が敷設され、以降、内陸部からの農産物の積出港となった。華僑が多く居住する。第二次大...
スミソニアン‐きょうてい【スミソニアン協定】
《Smithsonian agreement》ニクソンショックにより混乱に陥った外国為替市場を安定化するため、1971年12月に米国ワシントンのスミソニアン協会本部ビルで開催されたG10(10か...
すみよし【住吉】
大阪市の南西部、住吉区・住之江区あたり一帯の地名。古くは「すみのえ」と称されたが、平安初期以降「すみよし」とも読まれるようになったもの。
大阪市南部の区名。昭和18年(1943)阿倍野・東住...