せきせい‐ひん【石製品】
石で作られた道具類や信仰関係の製品のうち、弥生時代以前のものを石器とよぶのに対し、古墳時代以降のものについて多く用いる称。鍬形石(くわがたいし)など祭器・宝器の類。
せき‐どう【石幢】
石塔の一。六角または八角の石柱と、仏龕(ぶつがん)・笠・宝珠などからなる。中国から渡来し、日本では室町時代以降のものが多い。 [補説]平成23年(2011)に断面が七角形の石幢が長野県で見つかる。
セス【CES】
《Consumer Electronics Show》米国各地で毎年数回開催される家電製品中心の見本市。全米家電協会(CEA)が主催する。年初にラスベガスで開催されるものは世界最大級として知られ...
セタン‐か【セタン価】
ディーゼル燃料の着火性を示す指数。ガソリンのオクタン価に相当。数値の高いほど着火性が良好。セタンを100、α(アルファ)-メチルナフタレンを零(1962年以降はヘプタメチルノナンを15)とし、両...
せっかん‐せいじ【摂関政治】
摂政・関白が主導権をもつ政治。特に平安中期、藤原氏が天皇の外戚となって摂政・関白を独占し、政治の実権を握った政治形態。11世紀後半に院政が始まって以降は形式化した。
せっ‐けい【折桂】
1 《「桂(かつら)を折る」「桂林(けいりん)の一枝(いっし)」などの故事から》昔、中国で、科挙に合格すること。唐以降は、進士の試験に首席で合格すること。 2 日本の律令制で、官吏登用試験の策試...
せっ‐ぷく【切腹】
[名](スル) 1 自分で腹を切って死ぬこと。平安時代以降、中世・近世を通じて武士の自決法として行われた。はらきり。割腹。 2 江戸時代、武士に科した死罪の一。検死役の前で、自ら腹を切ろうとする...
セラダカピバラ‐こくりつこうえん【セラダカピバラ国立公園】
《Parque Nacional Serra da Capivara》ブラジル北東部、ピアウイ州にある国立公園。3万点以上もの岩絵が残る岩山や洞窟があり、1980年代以降の本格的な調査により、最...
セラフィールド【Sellafield】
英国のイングランド北西部のアイリッシュ海沿岸にある原子力複合施設。1940年代に核兵器用プルトニウム生産施設としてウィンズケールの名称で建設され、その後、商用原子力発電所・再処理工場などが併設さ...
セラミックス【ceramics】
成形し焼成して得られる無機物質からなる製品。陶磁器・ガラス・耐火物・碍子などの窯業製品の総称。1980年代以降、炭化物や窒化物などの耐火性物質も作られ、ファインセラミックスとよばれる。従来の窯業...