はい‐つくば・う【這い蹲う】
[動ワ五(ハ四)]よつんばいに伏す。這うようにしてかしこまる。平伏する。はいつくばる。「地面に—・う」
はい‐ふ・す【這ひ伏す】
[動サ四]腹ばいになって伏す。「大きなる木ども…女郎花(をみなへし)などの上によろぼひ—・せる」〈能因本枕・一八六〉
は‐じょう【波状】
1 波の起伏するような形状。 2 波が打ち寄せるように、一定の間隔をおいて繰り返すこと。「—スト」
ひつじ【穭/稲孫】
《室町時代ころまでは「ひつち」》刈ったあとの株から再び伸びる稲。《季 秋》「鶉(うづら)伏す刈田の—おひ出でてほのかに照らす三日月の影」〈山家集・中〉
ひら‐が・る【平がる】
[動ラ四]からだを平たくする。ひれ伏す。「門の脇になん—・り居て侍る」〈今昔・四・二五〉
ひら・む【平む】
[動マ四] 1 平たくなる。「手に—・める物さはる時に」〈竹取〉 2 ひれ伏す。平伏する。「宣旨(せんじ)ぞと仰すれば、—・んで飛び去らず」〈平家・五〉
[動マ下二]「ひらめる」の文語形。
ひれ‐ふ・す【平伏す】
[動サ五(四)]顔が地面に付きそうになるほど身を低くして頭を下げる。平伏する。「神前に—・す」
ふく・する【伏する】
[動サ変][文]ふく・す[サ変] 1 かがむ。平伏する。身をかがめる。また、平伏させる。「墓前に—・する」「臣下を—・する」 2 従う。屈伏する。また、従わせる。「権力に—・する」「寇をここに—...
ふさ・る【伏さる/臥さる】
[動ラ五(四)] 1 うつぶせになる。伏す。「流川放送局の前に—・って死んでいた婦人は」〈原民喜・廃墟から〉 2 寝る。臥す。「宵から今まで—・りゃあがって」〈洒・甲駅新話〉
へい‐しん【平身】
[名](スル)身をかがめること。平伏すること。「主君の前に—する」