しのぶ‐ずり【忍摺り/信夫摺り】
シノブの茎や葉の色素を布にすりつけて表したねじれたような模様。また、そのすり模様の衣服。昔、陸奥(むつ)の国信夫(しのぶ)郡(福島県福島市)で産した。もじずり。しのぶもじずり。「その男、—の狩衣...
しのぶ‐もじずり【忍捩摺り/信夫捩摺り】
「忍摺(しのぶず)り」に同じ。「みちのくの—誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに」〈伊勢・一〉
しのぶ‐やま【信夫山】
福島市中心部の北方にある山。現在は市街地に囲まれ、市民の憩いの場となっている。標高275メートル。[歌枕]「—忍びて通ふ道もがな人の心のおくも見るべく」〈伊勢・一五〉
しん【信】
[名] 1 うそのないこと。まこと。誠実。「—を示す」 2 疑わないこと。信用。信頼。「—を置く」 3 帰依すること。信仰。信心。「—を起こす」 [接尾]助数詞。特定の発信人から届く通信の着...
しん【信】
[音]シン(呉)(漢) [訓]まこと [学習漢字]4年 1 言行にうそ偽りがないこと。まこと。「信義/忠信・背信」 2 まことと思う。疑わない。「信条・信託・信任・信念・信用・信頼/過信・確信・...
しん‐あい【信愛】
[名](スル) 1 信用してたいせつにすること。「世の中で自分が最も—しているたった一人の人間すら」〈漱石・こゝろ〉 2 信仰と愛。
信(しん)あれば徳(とく)あり
信心すれば神仏の福徳や利益(りやく)がある。
しん‐えつ【信越】
信濃と越後。越前・越中を含めていうこともある。ほぼ現在の長野・新潟両県にあたる。
しんえつ‐ほんせん【信越本線】
軽井沢・長野・直江津・長岡を経由して高崎と新潟を結んだJR線。明治37年(1904)全通。平成10年(1998)の長野新幹線開業に伴い、横川・軽井沢間が廃止、軽井沢・篠ノ井間がしなの鉄道に移され...
しん‐かん【信管】
砲弾や爆弾などの弾頭または弾底に取り付け、炸薬(さくやく)を点火・爆発させる装置。