オリーブ【おりいぶ】
飴山実の俳句集。昭和34年(1959)刊行の第一句集。
おん【音】
[名] 1 おと。ねいろ。「ドの—」 2 人の口から発せられる言葉を構成する、一つ一つのおと。「『ひ』と『し』の—を混同する」 3 漢字の読み方の一。日本に伝来して国語化した漢字の発音。伝来し...
おん‐つう【音通】
1 五十音図の同行または同段の音と音が転換する現象。「たけぼうき」と「たかぼうき」、「ぬかご」と「むかご」の類。 2 漢字で、同一字音を通用すること。「寤(ご)」を「悟」に通用する類。 3 俳句...
かいげん【海原】
俳句雑誌。平成30年(2018)9月に同人誌として創刊。同年7月に終刊した金子兜太主宰による俳誌「海程」の後継誌。代表は安西篤。
かいてい【海程】
日本の俳句雑誌。昭和37年(1962)4月、同人誌として創刊。昭和60年(1985)以降、金子兜太の主宰誌となる。創刊当初の参加者は金子のほか、出澤珊太郎、堀葦男など。平成30年(2018)7月...
か‐く【佳句】
1 詩歌の、よい文句。 2 すぐれた俳句。
かざきり【風切】
石田波郷の俳句集。昭和18年(1943)刊。 石田波郷の主宰による俳誌。古典俳句を研究する風切会の機関誌として昭和18年(1943)に刊行するが、一号のみで終わる。
かざはな【風花】
俳句雑誌。月刊。昭和22年(1947)、中村汀女の主宰により創刊。汀女没後は長女の小川濤美子(なみこ)が継承。平成29年(2017)終刊、「今日の花」に引き継がれた。
かぜ【風】
俳句雑誌。沢木欣一が昭和21年(1946)に創刊。平成13年(2001)終刊。同人に細見綾子・金子兜太・飴山実らがいる。 《原題、(フランス)Le Vent》シモンの小説。1957年刊。ドス...
かちょう‐ふうえい【花鳥諷詠】
近代俳句の理念の一。俳句は、四季による自然の現象とそれに伴う人事とを、先入観念を排して純粋に叙景的に詠むのが理想であるとするもの。高浜虚子が昭和2年(1927)に主唱して以来ホトトギス派の指導理...