何時迄(いつまで)もあると思(おも)うな親(おや)と金(かね)
親はいつまでも面倒をみてはくれないし、金も使えばなくなってしまう。自立と倹約を心がけるべきだという戒め。
オッカム‐の‐かみそり【オッカムの剃刀】
「必要なしに多くのものを定立してはならない」という原則。14世紀の哲学者・神学者オッカムが議論で多用し、十分な根拠のない要素を切り捨てたことから、この名で呼ばれる。「ある事柄を説明するために必要...
か【家】
[音]カ(漢) ケ(呉) [訓]いえ や うち [学習漢字]2年 〈カ〉 1 人の住む建物。「家屋・家宅/人家・農家・廃家・民家・隣家」 2 血縁集団の生活の場としての家。一家。一族。「家事・...
かんせい‐の‐かいかく【寛政の改革】
天明7年(1787)から寛政5年(1793)にかけて、老中松平定信が行った幕政改革。享保の改革を理想として、倹約、備荒貯蓄の奨励、棄捐(きえん)令、人返し、異学の禁などの政策を遂行したが、景気が...
きょうほう‐の‐かいかく【享保の改革】
江戸幕府三大改革の一。8代将軍徳川吉宗が主導。綱紀の粛正、質素倹約の励行、目安箱の設置、公事方御定書(くじかたおさだめがき)の制定、足し高の制、上米(あげまい)の制、相対済(あいたいすまし)令、...
きり‐つ・める【切(り)詰める】
[動マ下一][文]きりつ・む[マ下二] 1 物の一部分を切り取って短くする。「裾を一〇センチほど—・める」 2 経費などを節約する。倹約する。「食費を—・める」
きん‐けん【勤倹】
[名・形動]勤勉で倹約なこと。仕事にはげみ、むだな出費を少なくすること。また、そのさま。「—な風(ふう)を奨励する」
けい‐ざい【経済】
[名](スル) 1 ㋐人間の生活に必要な財貨・サービスを生産・分配・消費する活動。また、それらを通じて形成される社会関係。 ㋑金銭のやりくり。「わが家の—は火の車だ」 ㋒費用や手間のかからないこ...
けん【倹〔儉〕】
[常用漢字] [音]ケン(漢) [訓]つつましい 引き締める。無駄を省く。つつましい。「倹素・倹約/勤倹・節倹」
けん‐せつ【倹節】
[名・形動ナリ]むだな出費をつつしむこと。また、そのさま。倹約。節倹。「—ならず、心安からず、聡明ならず」〈中村訳・西国立志編〉