おうみ‐はっけい【近江八景】
琵琶湖南西部の八つの景勝。石山の秋月、比良(ひら)の暮雪、瀬田の夕照、矢橋(やばせ)の帰帆、三井(みい)の晩鐘、唐崎の夜雨、堅田(かたた)の落雁、粟津(あわづ)の晴嵐。安藤広重の浮世絵で知られる...
おおさき‐はちまんじんじゃ【大崎八幡神社】
仙台市八幡町にある神社。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功(じんぐう)皇后。現社殿は慶長12年(1607)に伊達政宗(だてまさむね)が建立。現存する最古の権現造りで、国宝。大崎八幡宮。
おお‐やしま【大八洲】
《「大八洲国(おおやしまぐに)」の略。多くの島からなる国の意》日本の異称。「深き御うつくしみ—にあまねく」〈源・明石〉
おおやしま‐ぐに【大八洲国】
⇒大八洲
おかめ‐はちもく【傍目八目/岡目八目】
《他人の囲碁をそばで見ていると、対局者よりも冷静に手が読める意から》第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判断できるということ。 [補説]「対局者よりも8手先まで見通せる」とする解釈が広く...
おかもとだいはち‐じけん【岡本大八事件】
慶長17年(1612)幕閣本多正純の与力でキリシタンの岡本大八が、肥前のキリシタン大名有馬晴信を偽って収賄し、大八は火刑、晴信も死罪に処された事件。江戸幕府の禁教政策のきっかけとなった。
おしの‐はっかい【忍野八海】
山梨県南東部、南都留郡忍野村にある八つの湧水池。富士山の溶岩下の伏流水が湧出したもの。平成25年(2013)「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の一つとして世界遺産に登録された。→富士山
おつま‐はちろべえ【お妻八郎兵衛】
大坂の古手屋八郎兵衛が嫉妬から、遊女のお妻を殺した事件を主題とする歌舞伎・浄瑠璃の通称。歌舞伎狂言「文月恨切子(ふみづきうらみのきりこ)」、浄瑠璃「桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)」など。
おとこやま‐はちまんぐう【男山八幡宮】
石清水(いわしみず)八幡宮の異称。
鬼(おに)も十八(じゅうはち)番茶(ばんちゃ)も出花(でばな)
鬼でも年ごろになれば少しは美しく見え、番茶でもいれたばかりは香りがある。器量が悪くても年ごろになれば少しは娘らしい魅力が出てくるということのたとえ。