ごうけ‐ぶんこ【江家文庫】
平安後期、大江匡房(おおえのまさふさ)が京都の二条高倉の自邸に家蔵の典籍類を収蔵した文庫。仁平3年(1153)焼失。千種(ちぐさ)文庫。
しゅうけん‐でん【集賢殿】
中国、唐代の官署。中書省に属し、典籍の編集・発行、散逸した図書の探索などを任務とした。宋代には集賢院と改称。
しゅう‐しょ【集書/蒐書】
[名](スル)稀覯(きこう)本・古典籍などの書物を大量に集めること。また、その集めたもの。「—家」
しゅう‐てん【宗典】
一つの宗教・宗派の根本教義・信条を述べた典籍。一宗のよりどころとする経典。
しょう‐てん【掌典】
1 典籍または儀式をつかさどること。 2 祭祀(さいし)のことをつかさどる宮内省式部職の職員。
しょぶつるいさん【庶物類纂】
江戸時代の本草学書。1000巻。稲生若水(いのうじゃくすい)著の362巻本に、丹羽正伯らが638巻を追加し、延享4年(1747)成立。中国の古典籍などから、動物・植物・鉱物についての記事を集め、...
しんぷく‐じ【真福寺】
名古屋市中区にある真言宗智山派の寺。山号は北野山。建久年間(1190〜1199)に尾張国中島郡大須庄に建立されたという観音堂を、14世紀に能信が密教道場としたのが始まり。のち、徳川家康が現在地に...
せき【籍】
[常用漢字] [音]セキ(漢) ジャク(呉) 1 書物。文書。「漢籍・経籍・史籍・書籍・珍籍・典籍」 2 所属する人や土地などを登録した公式の文書。また、その登録。「移籍・学籍・鬼籍・戸籍・国籍...
そんけいかく‐ぶんこ【尊経閣文庫】
東京都目黒区にある図書館。旧加賀藩主前田家の和漢の典籍・文書を多数所蔵。第5代綱紀(つなのり)の収集品が中心。
てん【典】
[音]テン(呉)(漢) [訓]のり さかん [学習漢字]4年 1 基本となる書物。「典籍/経典(けいてん・きょうてん)・原典・古典・辞典・出典・聖典・仏典・文典・宝典」 2 いつも変わらぬ基準。...