うち‐くび【打(ち)首】
罪人の首を切る刑罰。斬罪(ざんざい)。斬首(ざんしゅ)。
えい‐あずけ【永預け】
江戸時代の刑罰の一。終身、他家に預けて帰宅を許さないこと。
えい‐ちっきょ【永蟄居】
江戸時代、武士・公家に対する刑罰の一。終身にわたって出仕・外出を禁じ、謹慎させたもの。
えい‐ろう【永牢】
江戸時代の刑罰の一。罪人を死ぬまで牢に監禁するもの。今の終身刑にあたる。ながろう。
えどじゅうりしほう‐おかまい【江戸十里四方御構】
江戸時代の刑罰の一。罪人が江戸日本橋から四方へ5里ずつの範囲内に居住・立ち入りすることを禁止したもの。→江戸払(えどばらい)
えど‐ばらい【江戸払】
江戸時代の刑罰の一。江戸市内に居住を許さず、品川・板橋・千住・四谷の大木戸、および本所・深川の外に追放するもの。→江戸十里四方御構(おかまい)
えん‐とう【遠島】
1 陸地から遠く離れている島。 2 江戸時代の刑罰の一。財産を没収したうえ、伊豆七島・隠岐(おき)・壱岐(いき)などの島へ送る刑。追放より重く、死罪より軽い。島流し。
えん‐りょ【遠慮】
[名](スル)《3が原義》 1 人に対して、言葉や行動を慎み控えること。「—なくいただきます」「年長者への—がある」「この部屋ではタバコは—してください」 2 辞退すること。また、ある場所から引...
おい‐はらい【追(い)払い】
1 追い払うこと。「農作物を荒らす害獣の—に知恵を絞る」 2 江戸時代の刑罰の一。長崎で、市中・郷中から追放した刑。 [補説]「おいばらい」は別語。
おうぎ‐ばら【扇腹】
江戸時代、武士の刑罰の一。切腹と斬罪(ざんざい)の中間の重さのもので、罰を受ける者が、短刀の代わりに三方(さんぼう)に載せた扇を取って礼をするのを合図に介錯人が刀でその首を切る。扇子腹(せんすばら)。