わた‐つ‐み【海神】
《「つ」は「の」の意の格助詞。「わだつみ」「わたづみ」とも》 1 海を支配する神。海神。わたがみ。わたのかみ。「—の持てる白玉見まく欲り千度そ告(の)りし潜(かづ)きする海人(あま)は」〈万・一...
を
1 五十音図ワ行の第5の仮名。現在は、五十音図ア行第5の仮名「お」と発音上の区別がなく、現代仮名遣いでは、助詞「を」以外には、この仮名を用いない。しかし、歴史的仮名遣いでは「お」と区別している。...
を‐おい‐て【を措いて】
[連語]《格助詞「を」+動詞「お(措)く」の連用形「おき」のイ音便「おい」+接続助詞「て」》(打消しの語を伴って)…のほかに。…を除いて。「あなた—適任者はない」「李朝—陶器を語ることはできない」
を‐して
[連語]《格助詞「を」+格助詞「して」》(使役表現を伴い、格助詞的に用いて)動作の主体を強調する意を表す。…に。…を。「私—言わしむれば」「彼—走らしむ」「運命は空しく我—心なき風に訴えしむ」〈...
を‐ば
[連語]《格助詞「を」に係助詞「は」が付いたものの音変化》動作・作用の対象を、特に取り立てて強調する意を表す。(特に)…を。「優勝—逸した」「外の女—ことごとく嫌うと見ゆれば」〈鴎外訳・即興詩人...
を‐や
[連語] 《格助詞「を」+係助詞「や」》疑問を表す。…を…(だろう)か。「水の落ち足(=水ガ引キハジメルノ)—待つべき」〈平家・九〉
《間投助詞「を」+間投助詞「や」》 1 (活用語の連体形...
ん
[格助]格助詞「の」の音変化。「それ、僕—だ」「君—ちへ行こう」「あたし—とこに明いてるのがあるから」〈二葉亭・平凡〉