けん‐ざけ【拳酒】
拳の勝負をして負けた者が酒を飲む遊び。また、その酒。「音曲、地口、見立て、—等に座敷をくつろげ」〈洒・魂胆惣勘定〉
げんきん‐かんじょう【現金勘定】
簿記で、日々収支する現金を処理して、手元の現金有高を示す勘定科目。
こうかん‐じり【交換尻】
手形交換所で銀行などの加盟金融機関が手形交換を行った場合に生じる差額。この差額は加盟金融機関が日本銀行に有する当座勘定の振替で決済される。
こう‐ざ【口座】
1 簿記の「勘定口座」の略。 2 金融機関で、加入者ごとに金銭の記録・計算を行う仕組み。 ㋐「預金口座」の略。「—を開く」 ㋑「振替口座」の略。「—番号」
こくさい‐しゅうし【国際収支】
一国が一定期間に行った外国との経済取引を集計した勘定。→国際収支マニュアル
こくさいとうさいけんかんけい‐そんえき【国債等債券関係損益】
銀行の財務諸表に使用される勘定科目。国債・地方債・社債などの損益(売却損益・償還損益および償却)を計上する。
こくさいとうし‐ポジション【国際投資ポジション】
《International Investment Position》年末などの特定日における、ある経済圏(国や地域)の対外金融資産・負債の残高(ストック)を表す統計表。フローは国際収支統計の資...
こつ・い
[形]勘定高い。こまかい。しわい。「—・い客のくせに、揚げの日は半時も傍におかねば損のやうに吸ひついてゐたさうな」〈浄・生玉心中〉
こまか【細か】
[形動][文][ナリ] 1 きわめて小さいさま。粗くないさま。「—な網目」「—な雨」 2 詳しいさま。「—な説明」 3 気持ちなどが隅々まで行き届くさま。「—な心遣い」 4 勘定高いさま。けちな...
ごて‐がかり【五手掛】
江戸幕府の刑事裁判の形式の一。寺社・町・勘定の三奉行と、大目付・目付の五者で審理したもの。高位の者の犯罪や国家の大事件を裁判するため、老中が命令して臨時に設置させた。