あんこく‐の‐ぞうき【暗黒の臓器】
診断が困難な臓器のこと。小腸や膵臓などをいう。 [補説]小腸は、口や肛門から遠く、また腹膜に固定されていないため自由に動き、長く曲がりくねっているため、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡が開発される...
い【胃】
1 消化管の一。袋状で、上は食道に、下は十二指腸に連絡し、胃液を分泌して食物を消化する。胃袋。 2 二十八宿の一。西方の第三宿。牡羊(おひつじ)座東部の三つの星をさす。えきえぼし。胃宿。
エンテロキナーゼ【enterokinase】
十二指腸の粘膜から分泌される酵素。膵液(すいえき)中のトリプシノーゲンを活性化してトリプシンにする。
くう‐ちょう【空腸】
小腸のうち、十二指腸と回腸との間の部分。
コレシストキニン‐パンクレオザイミン【cholecystokinin-pancreozymin】
十二指腸の粘膜の細胞から分泌されるホルモン。消化酵素に富む膵液(すいえき)の分泌を促し、また胆嚢(たんのう)を収縮させるので、胆汁の排出が促進される。胆嚢の機能検査に利用。コレシストキニンとパン...
シメチジン【cimetidine】
胃酸分泌抑制を目的に胃潰瘍(かいよう)・十二指腸潰瘍の治療に用いる薬剤。
しゅ‐すいかん【主膵管】
膵管の途中から分岐する副膵管に対して、総胆管と合流し十二指腸乳頭で開口する太い膵管をいう。
しょうかせい‐かいよう【消化性潰瘍】
胃液が粘膜を消化するために起こる潰瘍。胃潰瘍と十二指腸潰瘍のこと。
しょう‐ちょう【小腸】
腸のうち、胃の幽門から盲腸の前までの消化管。十二指腸・空腸・回腸に分けられる。消化、栄養素の吸収を行う。
じゅうにしちょう‐かいよう【十二指腸潰瘍】
十二指腸に生じる消化性の潰瘍。空腹時のみぞおち部の痛みや胸焼け・下血などの症状がある。胃潰瘍と合わせて胃・十二指腸潰瘍、消化性潰瘍などとよぶ。