うつろい【移ろい】
1 移り変わること。「心の—」「四季の—」 2 物事の状態が盛りを過ぎること。「のどかなる御代の春知る色なれや雲居の桜—もせぬ」〈続千載・賀〉 3 住まいを移すこと。転居。「世の常のすみかに—な...
うどん‐げ【優曇華】
《(梵)udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》 1 ㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。 ㋑きわめてまれなことのたとえ。 2 クサ...
うの【宇野】
姓氏の一。 [補説]「宇野」姓の人物宇野円空(うのえんくう)宇野浩二(うのこうじ)宇野弘蔵(うのこうぞう)宇野重吉(うのじゅうきち)宇野宗佑(うのそうすけ)宇野千代(うのちよ)宇野哲人(うのてつ...
うばやま‐かいづか【姥山貝塚】
千葉県市川市姥山にある縄文時代中・後期の貝塚。
うま‐いかだ【馬筏】
流れの急な大河を騎馬で渡るときに、数頭の乗馬を並べつないで筏のようにすること。また、その隊形。「兵(つはもの)三千余騎、一度に颯(さっ)と打ち入って—に流れをせきあげたれば」〈太平記・八〉
うまいちはてて【馬市果てて】
千葉治平の小説。昭和28年(1953)、家の光協会が主催する第1回地上文学賞受賞。戦争後、斜陽となっていく馬市を題材とする。
うま‐まわり【馬廻り】
1 主君または一軍の大将の乗っている馬の周囲。「義貞は兼ねてより—に勝れたる兵を七千余騎囲ませて」〈太平記・一四〉 2 主君・大将の乗った馬の周囲にあって警護をする騎馬武者。また、その一団。近世...
うみ【海】
文芸雑誌。昭和44年(1969)中央公論社から創刊、昭和59年(1984)終刊。海外作品を多く紹介したほか、村上春樹の評論や唐十郎の戯曲など、さまざまなジャンルの作品を掲載。 近藤啓太郎の長...
うみせん‐かわせん【海千河千】
「海千山千」に同じ。
うみせん‐やません【海千山千】
《海に千年、山に千年すんだ蛇(じゃ)は竜(りゅう)になるという言い伝えから》世間の経験を多く積み、物事の裏表を知り抜いていて悪賢いこと。また、そのような人。したたか者。海に千年山に千年。海千河千...