あさまし・い【浅ましい】
[形][文]あさま・し[シク]《動詞「あさ(浅)む」の形容詞化》 1 品性が卑しい。さもしい。下劣だ。「—・い了見」「—・い根性」 2 見苦しく情けない。嘆かわしい。「—・い世の中」 3 身分や...
イグノーベル‐しょう【イグノーベル賞】
《Ig Nobel Prize》ノーベル賞のパロディーとして、米国で1991年に創設された賞。毎年、生物学、化学、数学、文学、平和などの分野において、「人々を笑わせ、考えさせる研究」に対して授与...
えせ‐もの【似非者】
1 身分の卑しい者。「よき人さらなり、—、下衆(げす)の際だになほゆかし」〈枕・一五九〉 2 にせ者。「但し、—にこそ候ふめれ」〈今昔・二七・三四〉 3 くせ者。したたか者。意地の悪い者。「此家...
き‐せん【貴賤】
貴いことと、卑しいこと。また、身分の高い人と低い人。「職業に—なし」「—貧富」
く【狗】
[音]ク(呉) [訓]いぬ 1 イヌ。「狗肉/良狗」 2 卑しいもの。「狗盗/走狗」 [難読]狗母魚(えそ)・狗尾草(えのころぐさ)
くぼ・い【凹い/窪い】
[形][文]くぼ・し[ク] 1 まわりより低くなっている。へこんでいる。くぼんでいる。「前歯の抜けた—・い口が」〈嘉村・途上〉 2 劣っている。また、身分が低い。卑しい。「囲(かこは)れは長屋の...
くもすけ‐こんじょう【雲助根性】
人の弱みにつけ込んでゆすりをするような卑しい根性。
けいめい‐くとう【鶏鳴狗盗】
《斉(せい)の孟嘗君(もうしょうくん)が秦に幽閉されたとき、食客のこそどろや、にわとりの鳴きまねのうまい者に助けられて脱出したという「史記」孟嘗君伝の故事から》にわとりの鳴きまねをして人を欺いた...
けち
[名・形動] 1 (「吝嗇」とも書く)むやみに金品を惜しむこと。また、そういう人や、そのさま。吝嗇(りんしょく)。「何事につけても—な男だ」 2 粗末なこと。価値がないこと。また、そのさま。貧弱...
げ‐しょう【下姓】
素姓の卑しいもの。生まれた身分・家柄の低いこと。「優婆塞(うばそく)を見るに、—の人にこそあるめれ」〈今昔・四・一五〉