こう‐そ【酵素】
細胞内で作られ、生体内のほとんどの化学反応の触媒の働きをする、たんぱく質を主体とする高分子化合物。特定の反応だけに働く特異性があり、酸化還元酵素・転移酵素・加水分解酵素・脱離酵素・異性化酵素・合...
こうそく‐ちゅうせいし【高速中性子】
核分裂で放出されたまま、何ら減速を受けていない中性子。速度は光速の約20分の1、エネルギーは0.1〜1メガ電子ボルト程度。高速中性子で核分裂の連鎖反応を起こさせるようにした原子炉を高速炉という。...
こうそく‐ろ【高速炉】
核分裂反応で生じる高速中性子を、減速させずに連鎖反応を起こさせるようにした原子炉。高速中性子炉。
こう‐たい【抗体】
生体内に抗原が侵入したとき、それに対応して生成され、その抗原に対してのみ反応するたんぱく質。実際に抗体として働くのは免疫グロブリン。免疫体。
こうたい‐か【抗体価】
血液検査で、ウイルスを失活させる中和抗体の量を測定した値。ウイルスの特定のたんぱく質(抗原)に対して反応し、排除する働きをもつ抗体を血中に一定以上保有している場合、感染の予防や重症化のリスクが抑...
こう‐どう【行動】
[名](スル) 1 あることを目的として、実際に何かをすること。行い。「具体的な—を起こす」「—を共にする」「自分で考えて—する」「—力」 2 心理学で、外部から観察可能な人間や動物の反応をいう...
こうはんせい‐はったつしょうがい【広汎性発達障害】
知的障害を伴う自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群・レット症候群・小児期崩壊性障害などを包括した発達障害の総称。対人的な反応に障害があって場面に即した適切な行動が取れない、言語障害・コミュニ...
こう‐ふん【興奮/昂奮/亢奮】
[名](スル) 1 感情が高ぶること。「—を静める」「—して口数が多くなる」「—状態」 2 生体またはその器官・組織が、内外の刺激に反応して、休止状態から急速に活動状態になること。特に、神経細胞...
こう‐ぶんかい【光分解】
光によって起こる分解反応。染料が色あせることや、写真材料の感光作用がその例。ひかりぶんかい。光化学分解。
こうりんししつこうたい‐しょうこうぐん【抗燐脂質抗体症候群】
自己免疫疾患の一つ。細胞膜のリン脂質に反応する自己抗体が血液中に生じることにより、血液が凝固しやすくなり、血栓症・習慣流産・血小板減少症などを発症する。原発性は指定難病の一つ。全身性エリテマトー...