アルカリ‐こつざいはんのう【アルカリ骨材反応】
コンクリートに含まれるアルカリ性の水溶液と骨材中の成分が化学反応を起こし、その生成物の膨張によってコンクリートがひび割れを起こしたり、劣化したりする現象。
アルカリ‐どじょう【アルカリ土壌】
塩類を多量に含み、アルカリ性反応を示す土壌。主として乾燥地帯に分布。アルカリ土。
アルキド‐じゅし【アルキド樹脂】
《alkyd》多価アルコールと多塩基酸との縮合反応によって生じるポリエステルからなる合成樹脂。塗料として多用。
アルコール‐デヒドロゲナーゼ【alcohol dehydrogenase】
アルコールを酸化させてアルデヒドにする反応を触媒する酵素。可逆反応であり、アルコール発酵においてはアルデヒドを還元してアルコールを生成する。人間の体内では肝臓に含まれ、アルコールの分解に寄与する...
アルコール‐はっこう【アルコール発酵】
酵素の作用で糖類がエチルアルコール(エタノール)と二酸化炭素(炭酸ガス)に分解する反応。酵母などの無気呼吸によって起こる。古くから酒造に利用。酒精発酵。 [補説]近年、バガスや藁(わら)、廃材な...
アルドール‐はんのう【アルドール反応】
酸または塩基を触媒とし、アセトアルデヒド分子がもうひとつのアセトアルデヒド分子のカルボニル基に付加してアルドールを合成する化学反応。
アルファ‐ガル【αガル】
《alpha-gal》オリゴ糖の一種。二つのガラクトースが結合した炭水化物で、多くの哺乳類の細胞膜に含まれるが、ヒトを含む霊長類にはみられない。肉類を食べたときにアレルギー反応の抗原となる場合が...
アレルギー【(ドイツ)Allergie】
1 生体が特定の物質(抗原)に対して抗体を作り、再び同じ抗原が入ってきたときに起こる抗原抗体反応のうち、病的な過敏反応のこと。アレルギー性疾患・アナフィラキシーショックなど。 2 ある物事に対す...
アレルギーせいきかんしはいアスペルギルス‐しょう【アレルギー性気管支肺アスペルギルス症】
アスペルギルスというカビに対するアレルギー反応によって起こる肺炎。喘鳴・咳・呼吸困難など気管支ぜんそくの症状が現れ、胸部X線写真で肺炎のような影がみられる。ABPA(allergic bronc...
あん‐てい【安定】
[名](スル) 1 物事が落ち着いていて、激しい変動のないこと。「心の—を保つ」「物価が—する」 2 平衡状態に微小な変化を与えても、もとの状態とのずれがわずかの範囲にとどまること。「—のいい...