ここんちょもんじゅう【古今著聞集】
鎌倉中期の説話集。20巻。橘成季(たちばなのなりすえ)編。建長6年(1254)成立。平安中期から鎌倉初期までの日本の説話約700話を、神祇・釈教・政道など30編に分けて収める。
ここんてい【古今亭】
落語家の芸名の一。
ここんてい‐しんしょう【古今亭志ん生】
[1890〜1973]落語家。5世。東京の生まれ。本名、美濃部孝蔵。天衣無縫・八方破れといわれる芸風と生活で、昭和の落語を代表する存在になった。得意の演目は「火焔(かえん)太鼓」「文七元結(ぶん...
ここんてい‐しんちょう【古今亭志ん朝】
[1938〜2001]落語家。3世。東京の生まれ。本名、美濃部強次(きょうじ)。5世志ん生の次男。10世金原亭馬生の弟。入門から5年という異例のスピードで真打に昇進。明快、軽妙な語り口で人気を博...
ここん‐とうざい【古今東西】
昔から今までと、東西四方のすべて。いつでも、どこでも。「—に類を見ない事件」
ここんとしょしゅうせい【古今図書集成】
中国清代の百科事典。1万巻。陳夢雷らの編。のち、蒋廷錫(しょうていしゃく)らが増訂。1725年成立。現存する中国最大の類書。欽定(きんてい)古今図書集成。
ここん‐どっぽ【古今独歩】
昔から今に至るまで、匹敵するもののないこと。「—の弓馬の達人」〈浄・川中島〉
ここんひゃくばか【古今百馬鹿】
滑稽本。2巻3冊。式亭三馬作。文化11年(1814)刊。四人の間抜け者を描く。
ここん‐みぞう【古今未曽有】
過去に同じようなことがあったためしがないこと。
ここん‐むそう【古今無双】
昔から今までに並ぶものがないこと。「—の豪傑」