のん‐れん【暖簾】
《「のん(暖)」は唐音》「のれん(暖簾)1」に同じ。〈文明本節用集〉
ひょう‐きん【剽軽】
[名・形動]《「きん(軽)」は唐音》気軽でおどけた感じのすること。また、そのさま。「—なしぐさ」「—者」 [派生]ひょうきんさ[名]
びん【瓶/壜/罎】
《「びん(瓶)」は唐音》液体などを入れる、ガラス製や陶製の容器。
ふう‐す【副寺/副司】
《唐音》禅宗寺院で会計を担当する役職。六知事の一。庫頭(くじゅう)。ふくじ。
ふ‐ぎん【諷経】
《「ぎん(経)」は唐音》声をそろえて経を読みあげること。禅宗では、仏前での勤行(ごんぎょう)をいう。⇔看経(かんきん)。
ふ‐しん【普請】
[名](スル)《「しん(請)」は唐音》 1 家を建築したり修理したりすること。建築工事。また、道・橋・水路・堤防などの土木工事。「離れを—する」「にわか—」 2 禅寺で、多数の僧に呼びかけて堂塔...
ふ‐とん【布団/蒲団】
《「ふ(蒲)」「とん(団)」は唐音。「布」は「蒲」に当てた字》 1 布地を縫い合わせ、中に綿・羽毛などを入れた寝具。敷き布団・掛け布団など。「—を敷く」「—を上げる」「煎餅(せんべい)—」《季 ...
ほい‐とう【陪堂】
《「ほいどう」とも。「ほい(陪)」は唐音》 1 禅宗で、僧堂の外で食事のもてなし(陪食(ばいしょく))を受けること。また、その食べ物。 2 禅宗で、僧の飯米をつかさどること。また、その僧や飯米。...
ほい‐ろ【焙炉】
《「ほい(焙)」は唐音》 1 製茶用の乾燥炉。もとは木の枠に厚手の和紙を張ったもので、蒸した茶の葉を炭火で乾燥させながら揉(も)んだ。《季 春》「家毎に—の匂ふ狭山かな/虚子」 2 製パン工程で...
ほっ‐けん【北絹/黄絹】
《「ほっ(黄)」は唐音》室町時代に中国の東京(トンキン)から渡来した、黄繭の糸で織った薄い平絹。ほっけんつむぎ。