やって‐の・ける【遣って退ける】
[動カ下一]困難なことをやりとげる。「見事に—・ける」「苦もなく—・ける」
槍(やり)が降(ふ)っても
どんな困難があっても。また、風雨をいとわないさまにいう。「—行く」
やり‐にく・い【遣り難い】
[形]物事を行うのに困難を覚えるさま。うまく事を運ぶのがむずかしい。やりづらい。「段取りが悪くて作業が—・い」 [派生]やりにくさ[名]
やれ
[感] 1 困難や不安が解消したときに発する語。やれやれ。「—、助かった」 2 喜びを感じたり、意外な幸運を知ったりしたときに発する語。「—、うれしや」 3 呼びかけるとき、注意を引き起こすとき...
やれ‐やれ
[感]《「やれ」を重ねていう語》 1 困難や不安が解決したとき、大きな感動を覚えたときなどに発する語。「—、これで安心」「—、たいへんな人もいたものだ」 2 予期しない困難に出あったとき、疲労・...
ゆう‐かん【勇敢】
[名・形動]勇気があり、危険や困難を恐れないこと。また、そのさま。「巨悪に—にも立ち向かう」「—な行動」 [派生]ゆうかんさ[名]
ゆう‐き【勇気】
いさましい意気。困難や危険を恐れない心。「—がわく」「—を出す」「—凜々(りんりん)」
ゆき‐あた・る【行(き)当(た)る】
[動ラ五(四)] 1 進んでいって、ものにぶつかる。いきあたる。「まっすぐ行くと郵便局に—・る」 2 むずかしい事態に直面する。また、対処する方法がなく窮する。行きづまる。いきあたる。「困難に—・る」
ゆく‐て【行く手】
1 進んで行く方向。進んで行く前方。行く先。「—を阻む」 2 前途。将来。「—に困難が待ち受ける」 3 行くついで。「冬来れば—に人は汲まねども氷ぞ結ぶ山の井の水」〈千載・冬〉
ゆ‐はつ【油鉢】
1 油を入れた鉢。ゆばち。 2 仏語。油を満たした鉢をこぼさないで持つことは困難なところから、正念(しょうねん)の保事の困難さをたとえていう語。